印刷版   

せい火を挙げながら、チベット旗を広げたMajora Carter氏(大紀元)

せい火リレーランナー、チベット旗を展開=米シスコ

 【大紀元日本4月10日】欧州でのトーチが消されるなど大混乱が続く北京五輪せい火リレーが9日、米唯一の通過都市サンフランシスコを通過したが、猫とネズミの鬼ごっこ遊びにように、せい火の姿は公衆の面前にほとんど現れることはなかった。更に、せい火ランナー二人が、トーチを挙げた際、チベットの旗を広げてチベット支援を表明した。

 待機している数千人の抗議者を避けるため、リレーは予定の半分に短縮され、路線もスタート直前に変更され、ランナーらの姿は公衆の前から消えた。同日午後、ジャスティン・ハーマン広場で予定されていた終了式もキャンセルされた。

 五輪協賛企業コカ・コーラのランナーMajora Carter氏がトーチを受け取った瞬間、チベットの旗を揚げた。5秒後、中国側の武装警察ボディガードに旗を奪われ、現地の警察にランナーの列から追い出された。

 Majora Carter氏は、ニューヨーク在住の有名な環境保護団体の責任者。

 もう一人のランナー、サンフランシスコ住民Andrew Michael氏が、右手でトーチを挙げながら、左手に小さなチベット旗を付けてカメラの前に出した。

 二人ともその後、メディアに対して声明を出した。

 Andrew Michael氏は「私が揚げたトーチは、平和と自由のシンボルでありべきだ。IOCがトーチの象徴性と人間の基本権利を守らなければならなく、中国がこのトーチをチベットに持ち込むことを禁止すベキだ」と述べた。

 マッカーサー天才賞を授賞歴もあるMajora Carterが、自身の行動についてメディアの取材に「もし私がチベットまたは中国にいれば、わたしが殺害されるかもしれない」と話した。Carter氏は、公開声明で、「私が伝達するトーチは、インドのガンジー及び米国のキング牧師が伝達するトーチであるべきだ」と示した。

(翻訳/編集・藤川)


 (08/04/10 23:59)  





■関連文章
  • 米サンフランシスコ:自由と平和を求める抗議から逃げ回る「せい火リレー」(08/04/10)
  • 中共五輪に抗議、ゴールデンドゲートにスローガン(08/04/08)
  • 人権聖火リレー:サンフランシスコ入り、国内外メディア注目(08/04/06)
  • 中国四川省甘孜県抗議事件、チベット人8人が死亡(08/04/06)
  • 北京五輪時、中国での買い物に注意呼びかけ=米国当局(08/04/05)
  • セリーヌ・ディオン北京コンサート、突然のキャンセル(08/04/05)
  • 楊建利:人権聖火をきっかけに、中国共産党の本質を見極めよう(08/04/04)
  • ブラジル大統領、北京五輪開幕式不参加(08/04/04)
  • 中共:ネパールにチベット人デモ阻止を要求(08/04/04)
  • 【識者に訊く】チベット事件に潜む中共のねらい、少数民族孤立化への画策=中国民族問題研究会会長(08/04/04)
  • 仏市政府、チベット旗を掲げる(08/04/01)
  • 米下院議長、北京五輪せい火リレーボイコットを支持(08/04/01)
  • 「中国の少数民族には人権がない」=東京でチベット虐殺緊急討論会(08/03/31)
  • チベット・ラサで数百人が新たな抗議活動(08/03/31)
  • 人権宣言の国で広がる波紋=仏五輪選手ら、胡錦濤に「人権尊重を呼びかける」書簡(08/03/30)