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ハイチ:物価上昇の抗議デモが暴動に変わり4人死亡20人負傷

 【大紀元日本4月7日】東カリブにあるハイチ共和国の民衆が食物の価格高騰に対するデモを街頭で行った結果、暴動に発展し4人死亡20人が負傷した。

 この暴動が発生したのはハイチ南部にあるカイエスという街で、民衆が道路を封鎖し商店から略奪を行い、そのうえ国連平和維持部隊に対し発砲した。このため維持部隊も応戦したという。

 データによれば、この1年ハイチでは米価、果物及びその他の野菜の価格が50%近くまで上昇した。このため3日の木曜から民衆による物価高騰に対する抗議デモが始まっていた。群衆の不満は圧力鍋が開いてしまったかのように噴き出し、一度では治まらず多くの人々は車を燃やし、略奪し、道路を封鎖し発散した。ある者はさらに国連の現地オフィスビルに乗り込み門を破壊。混乱の中多くの人が殴られ、その中の一人によれば国連部隊が発砲した弾が頭部に当たり死亡した者がいるとのことだ。国連は調査中と伝えている。

 ハイチ共和国は同地域で最も貧しい国の一つで、人口の80%が極貧の中で生活しているという。今回の民衆によるデモについてハイチ首相は1000万米ドルの資金を割り当て、それぞれの物価上昇を抑えると発表している。

(翻訳・市村)


 (08/04/07 10:48)