【大紀元日本5月26日】カナダ軍部による科学者らと共同に探検式研究プロジェクトで、北極圏の棚氷に新しい亀裂を発見し劇的な証拠を入手した。今回は、研究チームがカナダ北部の巨大な氷河の状況を探測したときに、新しい割れ目を発見した。
BBCによると、研究チームはカナダ北部最大のワード・ハント棚氷で一連の亀裂を発見し、最長のものは16キロメートルにも達したという。これらの巨大氷の趨勢は気象変化の重要な指標とされている。
今回の研究チームに参加したオンタリオ州トロント大学のムラ博士は、これらの新しい亀裂に驚かされたとし、「氷河が解体していることを意味するのだ。それらはパズルのように同じ枠の中に並んでいるが外れることもある」と説明した。
一方、オタワ大学のカプラン博士によると、新しい亀裂は北極圏の変化と合致するという。カプラン博士は、「氷河の後退から、海上の浮氷の溶解まで、我々は非常に劇的な変化を目撃している」と示し、「昨年の場合、海上浮氷はこれまでに比べて23%が減少した。氷河における変化が全体の状況を示している」と分析した。
研究チームは、氷河が崩れ、割れた後に陸地を離れ、海へ流れて「氷の島」と化し、海岸線の地形を徹底的に変えてしまうことを示した。
ムラ博士およびカプラン博士は昨年、体積がニューヨーク・マンハッタンに相当する「アイリス氷の島」を初めて探検した。この島はその後2つに割れ、南へ640キロメートル離れたところに流れ出た。
一方、北極圏の急速な変化は、再び領土主権争議を引き起こした。カナダ軍部の探検活動は「主権巡回」を示すもとだとみられ、カナダの国旗を飾った多くのスノー・モービルがこの地区をコントロールしていることを見せ示している。
現在の氷河の面積は長期的な平均値に比べると低い値を示しており、昨年、北極圏で大規模の氷河溶解発生後、人々は今年の海上浮氷の変化に注目している。
(翻訳/編集・余靜)
(08/05/26 09:20)
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