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北京五輪の支出6兆円超え、世界記録更新か  

 【大紀元日本5月15日】北京五輪の支出は、当初の予算額の300億元(1元=17円)を大幅に超え、2008年3月末の当局統計では、4000億元(6兆8千億円)を超えた。

 香港誌「争鳴」によると、北京五輪は中国当局の2008年の4大プロジェクトの重点中の重点にされている。五輪招致を確定してからは、競技施設、選手村、補助施設などの建設、交通の整備、関連スタッフの育成などの支出は約280億から300億元。また、五輪期間中に約400億元の直接収益を見込んでいる。

 2002年11月、北京五輪開催の支出予算額が300億元から約600億元に修正され、翌年の7月では、960億元に増額され、その翌々年の2004年9月には1150億元に、2005年1月には1650億元までに上げられた。2007年10月の当局の統計によれば、すでに3475億元が支出され、2008年3月は、4000億円を超えた。そのうち、警備や、関連建設プロジェクト、施設の管理維持費などは、まだ含まれていないという。

 北京五輪の組織委員会の最新の試算では、オリンピックの支出総額は650億ドルに達する見込み、人民元に換算すると、4500億元になり、2004年アテネオリンピックの5倍である。

 組織委員会の劉淇・会長が、「北京五輪は、世界にわが国の独特の理念と風貌を示す見せ場である…我々は財政支出にあまり束縛されてはならない。この支出を払う財力があるだから、お金の問題をうんぬん言ってはいけない」などと発言していた。

 中国問題の専門家は、北京五輪の予算額が13倍まで膨らんだ背景について、関わる幹部の汚職や、当局が面子のために無理をしているのが原因、などと分析している。

 
(翻訳・編集/叶子)


 (08/05/15 10:25)  





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