THE EPOCH TIMES

脱党支援者に相次ぐ暴力行為、背後に中国当局か=米ニューヨーク

2008年05月22日 06時16分
 【大紀元日本5月22日】米国ニューヨークのフラッシング図書館前で、4日間連続で脱党支援センターのボランティアスタッフに対する脅迫・暴行事件が発生した。5月20日、徐文忠さんは、右耳を殴られて出血し、病院に運ばれた。警察は暴徒のうち2人を逮捕した。

 5月20日午前、フラッシング図書館前には、「天滅中共、天佑中華」「法輪大法好」などの横断幕を掲げている脱党センターのボランティアスタッフ(その多くは法輪功学習者)、と法輪功を罵倒する華人グループが集まっていた。傍観する市民はそのとき、「中国領事館の関係者がこのグループにいて、この人たちに指示を出している」とスタッフに警戒を促した。直後に、このグループは暴力を振るい始めた。

 
脱党支援センターのスタッフと法輪功学習者ら(大紀元)

同日午前10時15分ごろ、4、5人の中国人男性がカメラを持っていた徐さんに飛び掛り、そのカメラを強奪しようとし、彼を囲み暴力を振った。目撃者証言によれば、中の赤い服の男性は現場を仕切る中国領事館の工作員。同時に、ほかの人たちは、看板とテーブルを壊し始めた。その直後、警察が現場に駆けつけ、そのうちの2人を逮捕した。
中国人グループの人たち(大紀元)







  頭部を殴られた徐さんは、右耳から出血した。「耳はとても痛む。これは完全な襲撃」「とても怖い、身の危険を強く感じた」などと語った。
ニューヨーク市警が暴徒を逮捕した(大紀元)




目撃者証言によれば、写真の赤い服の男性は現場を仕切る中国領事館の工作員(大紀元)


暴行後、右耳から出血した徐さん(大紀元)




徐さんを囲んだ5人の中国人男性(大紀元)



 徐さんのほかに、数人のボランティアも暴力を受け、卵などが投げつけられたという。 

 シンガポール出身の戴淑蓮さんによると、5月17日午後、上記の暴徒たちは道路の向こうから一枚のガラス板を投げてきて、現場に居合わせた年配のボランティアスタッフの足に当たったが、幸い怪我はなかった。りんごや、マンゴなども投げつけられたという。

 5月20日午前、上記の暴行事件が発生後、午後には、中国当局の工作員と見られる人物らが、周辺を通る華人と商店街の人などに対し、法輪功団体が中国大地震の募金活動を妨害しているなどのデマを流していた。ほぼ同時に、新華ネットとその他の中国当局のメディアは、「法輪功が震災募金活動を妨害」との内容のニュースを流した。

 脱党支援センターの責任者・易容氏は、「中国当局が最も恐れているのは、国民に犯した国家犯罪が暴露されること。そのため、(この政権の内幕を暴露し続ける)法輪功に多くの捏造した罪を被せてきた。同胞が大震災に見舞われ苦しんでいる時期、我々は最善を尽くして彼らを救うことばかりを念頭に置いているのに、募金活動を妨害する訳がない。このような中国当局の宣伝は、彼らが推進してきた民族主義教育の延長であり、国民の愛国心を煽いで、政権維持のために利用しようとしている」と述べた。

 ニューヨーク市警の警官Kevin Czartoryaki氏によれば、逮捕されたのは、同市クイーンズ区125番街に住む李文(音読、男、33歳)と同区Byrdに住む陳光(音読、男、45歳)である。

 現在、警察が今回の暴行事件の調査を進めている模様。徐さんの病院での検査報告書は、2日後に出される予定。

 
(記者・余暁、徐竹思、翻訳・編集/叶子)


関連キーワード

関連特集

^