THE EPOCH TIMES

【北京コレクション】(1)消えゆく胡同①

2008年05月24日 14時58分
 【大紀元日本5月24日】数年前に、中国語教材作成のためにと思って、中国人カメラマンにお願いして撮ってもらった写真が、手元にかなりあります。風景写真からゴミ箱まで、何でもあります。そのまま眠らせておくのも惜しいと思いましたので、最近自分で撮ったお粗末なものも織り交ぜて、毎回数枚ずつご紹介することにします。

 そもそもが、教材用にということで撮ってもらった(撮った)ものですので、わざわざ写真として発表するような芸術的なものではないのですが、ここ数年の北京の街の風景の記録くらいのつもりでご覧ください。

 第1回目は、胡同(フートン)の写真をご紹介しましょう。胡同はごく普通の庶民の暮らす横丁のことで、全国各地にありますが、その中でも特に北京の胡同が最も典型的です。ところが、近年の経済発展の中で一筋また一筋と取り壊され、特にここ数年は、オリンピックのための再開発の波にのまれて、取り壊しのスピードが加速されています。

この通りの名は「鴉児胡同」。「鴉児」とはカラスのことですが、名前の由来はわかりません。通りも塀も随分傷んでおり、今はもう取り壊されているかもしれません。(撮影=DZ、2006.08)

「鼓楼」近くのバス通り。槐樹(えんじゅ)の樹が生い茂っています。北京の下町の典型的な風景で、一歩横に入れば胡同です。「鴉児胡同」の案内表示が見えます。(撮影=DZ、2006.08)

塀の奥に、北京の胡同に並ぶ伝統的な住まい「四合院」があります。中庭(院子)を四つの棟で取り囲むような造りになっているので、「四合院」と呼ばれます。この四合院は随分立派な塀と門構えです。(撮影=LG、2008.02)

近年、北京ではマイカーを所有する人が増えました。胡同に並ぶ四合院にはもちろん駐車場がないので、胡同が自ずと青空駐車場になります。(撮影=DZ、2006.08)

(DZ)

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