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米「2008年世界報道自由度」:台湾がトップの座、北朝鮮最下位

 【大紀元日本5月1日】米NGO団体「フリーダム・ハウス(Freedom House)」は4月30日、「2008年世界報道自由度調査報告」を発表した。台湾は司法の独立性、経済の自由およびメディアの自由競争市場を守り続けたことから、報道環境は東アジア地区でもっとも自由度が高いと評価された。

 報告によると、台湾のメディアは、政府の政策および政府関係者に対して、常に関心を寄せながらも批判することが一般的だという。また、台湾では報道関係者に対する暴力もほとんどなく、地元および外国メディア関係者は自由に取材し報道できると評価した。

 海外メディアによると、「フリーダム・ハウス」における評価方法とは、1から100までの数字で表し、数字が低ければ自由度が高い。また、評価する3つの項目とは、①メディア活動における法治環境②取材および情報獲得に関する政治的干渉③報道内容および伝達方法における経済要素の影響。

 評価されたそれぞれの国は3つの項目の合計が0~30では「自由国家」で、31~60が「部分自由国家」で、61~100に評価された国は「自由でない国家」にランクインされる。台湾の総合得点は20だった。

 今年は評価対象の195カ国および地区の内、「自由国家」に評価された国は37%を占める72カ国で、「部分自由国家」は全体の30%を占める59カ国で、「自由でない国家」は全体の33%を占める64カ国。

 また、報道の自由において世界をリードしている欧米では、25カ国の内に24カ国は「自由国家」に評価され、トルコだけが「部分的に自由国家」にランクされた。

 それと対照的に、中東および北アフリカ地区の「自由でない国家」の割合がもっとも高く、19カ国の内に15カ国が「自由でない国家」、3カ国が「部分的に自由国家」とされ、イスラエルのみが28の得点で「自由国家」にランクインした。

 一方、アジア環太平洋地区で評価された40カ国の内、16カ国が「自由国家」にランクインし、10カ国が「部分的に自由国家」で、14カ国が「自由でない国家」に評価された。98点の北朝鮮および97点のミャンマーは、全世界報道自由度の最下位と最下2位を占めた。

 一方、84と評価された中国は、やはり「自由でない国家」に分類され、報道の自由度は全世界ランキングでは181位。

 
(翻訳/編集・余靜)



 (08/05/01 07:31)  





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