【大紀元日本6月3日】米消費者製品安全委員会(CPSC)は5月29日、米消費者の健康・安全を守るために、4種類の中国製玩具のリコールを行った。中国側も同時に玩具の抜き取り検査を行ったが、製品合格率は70%にも満たないことが分かった。
今回リコールされた玩具は「スカイ・チャンピオン」ブランドの室内リモコン・ヘリコプターおよび子供のジュエリーなどが含まれている。その内、室内リモコン・ヘリコプターは、充電式電池は発火する可能性があるとの理由でリコールされた。
CPSCは5月22日に5種類の中国製製品を回収したばかりだった。この5種類の製品は鉛の含量が超過したことおよび設計に欠陥があることで回収された。
*中国国内製品、高い不合格率
一方、中国商務部は「6・1」子供の日の前に、中国消費市場に流通している玩具製品に対して、抜き取り検査を行った結果、多くの製品が不合格だったことが分かった。商務部のホームページ担当者・張崢氏は取材に対して、「玩具の製造重鎮である広東省東莞の玩具の安全率は僅か63・3%だ。その内、電動玩具の合格率はさらに低くて、28・6%を占めている。抜き取り検査された39のメーカーの中で、5社において合格品はゼロだ。また、不合格品玩具について、安全標識、尖ったり鋭かったりする部分があり、基準値を超過した重金属類などの問題がもっとも際立っている」と指摘した。
CPSCは中国の別の玩具生産重鎮の山東省臨沂地区のぬいぐるみ生産製品を対象に、抜き取り検査を行い、発生した多くの問題の原因とは、供給先が提供する原材料にあると分かった。これに対して、張氏は、「自ら検査制御する能力を向上させ、安全検査制御計画を実施し、輸出玩具の長期にわたる安全機制を構築することが重要だ。また、異なる供給先の原材料、染料を監督し検査追跡し、問題になった製品の流出を厳密に防止し、不合格品供給メーカーのブラックリストを作成し、すでに対処すべき措置を取り、輸出製品品質の検査を強化した」と強調した。
これまでに、米側はすでに何度も米市場に参入した中国玩具をリコールした。一方で、中国国家質検総局も輸出商品の品質監督を強化する規定を頒布した。前出の張崢氏は「中国からの輸出数量が大きく、特に玩具に関して、一部の製品は問題ありとして挙げられる絶対的数量が高いことから、問題になるのはやむを得ないと」政府側の立場を改めて強調した。
(翻訳/編集・余靜)
(08/06/03 08:47)
|