印刷版   

台湾・馬英九総統:統一は強要しない、独立は自然に任せる

 【大紀元日本7月17日】台湾新聞局は7月14日、「南ドイツ日報」の馬英九総統独占インタビューの全内容を発表した。馬総統は、台湾が民主国家であり、人民が大陸との政治的統一に興味を示さなければ、いかなる政治家でも人民に対して統一を強要することはできないと示した。馬総統は、形式上の独立を追及しないし、統一談判も行わないとし、「現状維持」の政策を継続し、台湾、大陸および日本、米国などの国がこの政策の恩恵を受けると強調した。馬総統はダライ・ラマの再度の来訪を歓迎すると示した。

 「南ドイツ日報」は7月12日に掲載された馬総統の独占インタビューの中で、馬総統は、自身はプラグマティズムで、民間調査では大多数の台湾人民は現状維持を望んでおり独立にも統一にも賛成していないことと明らかにした。

*天安門事件に関心を寄せ、ダライ・ラマの台湾訪問歓迎

 馬総統は台湾の現状を維持することは台湾のみならず、大陸にとっても有利だと示し、大陸側が民主を習いたいなら、台湾はその経験を分かち合うと強調した。天安門事件およびチベットの流血弾圧について、馬総統は「台湾で天安門事件に対して現在でも続けて関心を寄せている政治家は自分だけなのかも知れないが」とした。一方、北京政府が四川大地震の処理について、進歩が見られたとし、また、チベットの情勢に関心を寄せながら、五輪の成功を期待し、ダライ・ラマが再び宗教の指導者として台湾を訪問する場合に、「我々は歓迎する」と示した。

*国民党副主席:統一・独立しない

 これに対して、7月10日の大陸人民網の報道では、国民党の関中・副主席(68)は湖北省を訪問したときに、両岸の平和的な統一は国民党の長期執政下「水到渠成」(条件が備われば、物事は自然に順調に運ぶたとえ)の発言は、台湾全土にわたり震撼させた。関中副主席は7月15日に特別にメディアに対して、事実を否定し「統一しない、独立しないとした。関中氏は大陸にて一言も「平和統一」の言葉を発していないし、これまでに何度も大陸を訪問したが、「平和統一」の言葉は湖北省だけではなくて、馬総統と同じ「統一しない、独立しない」との立場だと強調した。関中・副主席は長期にわたり、国民党の組織および選挙活動に力をいれてきた。栄誉主席の連戦氏とは密接な関係にあり、馬陣営の重要な一員とされている。

(翻訳/編集・余靜)

 (08/07/17 07:32)  





■関連文章
  • 国境なき記者団:ユーテルサット社を非難、新唐人アジア放送再開を呼びかける(08/07/17)
  • EU議会全体会議:主席五輪不参加表明、新唐人放送再開を呼びかける(08/07/17)
  • 人権団体・議員らが人権改善呼びかけ、10万人署名を中国大使館に提出=フランス(08/07/17)
  • 中国青島:五輪ヨットセール会場、突如閉鎖(08/07/16)
  • 五輪開催地青島市、原因不明の伝染病蔓延か(08/07/16)
  • 写真報道:「平安五輪」まで24日、緊張高まる北京市(08/07/16)
  • 五輪トーチリレー都市で、法輪功学習者が大量逮捕=中国(08/07/15)
  • フリーチベット世界トーチリレー in NIPPON (08/07/15)
  • 北京五輪ヨットレース、会場地の緑藻被害が拡大(08/07/14)
  • ダライ・ラマに学位授与で中国に謝罪?英国の大学が否定(08/07/14)
  • 中国人の共産党離脱運動、日本にも意義重大=NPO法人「世界脱党支援センター」、東京で初報告会(08/07/13)
  • 欧州議会決議案、中国人権問題を非難(08/07/12)
  • 五輪直前の北京市、厳しい警備体制が始動(08/07/12)
  • オバマ氏、ブッシュ大統領五輪参加を非難(08/07/11)
  • 中国:インターネットで五輪関連の情報掲載禁止(08/07/11)