印刷版   

新唐人テレビ、中国向け放送再開をユーテルサット社に強く要請中

 【大紀元日本7月9日】ユーテルサット社は6月16日、「電源サブシステムの異常」を理由として、同社のW5衛星から中国大陸に向けて新唐人テレビなどを放送しているトランスポンダの送信を停止した。ユーテルサット社はこの件について自社のウェブサイト上でプレスリリースを掲載しただけで、直接の顧客である新唐人に対して未だに正式な説明を行っていない。

 発表によると、トランスポンダの停波後十数日間、新唐人はユーテルサット社に対して原因説明と放送再開を要請しているが、ユーテルサット社は事故調査中であることを理由に一切回答に応じていない。数日前に最初に停止したトランスポンダの運用を再開した際にも、新唐人に対する説明は一切なかった。なお W5衛星のアジア向け送信は現在はVOAのみである。

 ユーテルサットのベレッタ総裁は2005年に中国共産党とのビジネスのために新唐人との契約を一方的に破棄しようとした前歴がある。当時は新唐人が欧米の政府要人をはじめ各階層の人々から幅広い支持を得たためユーテルサット側が折れ、新唐人の放送継続が決まった。今回の停波は電源サブシステムの異常発生が原因と発表しているが、直接の顧客である新唐人に対して本来ならば行われるべき詳細な説明が一切行われていないことや、同じ衛星からヨーロッパ向けトランスポンダで放送していた香港のテレビ局TVBが異常発生のわずか数日後に他社の衛星から放送を再開していることなどから、今回の電源サブシステム異常は「北京五輪を目前に控え、中国共産党との協調の一環として行われた、予定された強引なパワープレイ」との憶測さえ流れている。

 新唐人は2004年以来、中国共産党の検閲や規制を受けない唯一の中国語テレビチャネルとして中国大陸に向けて放送を行っている。その間、SARSや鳥インフルエンザの大流行、また四川大地震において発生した、手抜き工事が原因と見られる大量の学校校舎の崩壊など、中共政権が隠蔽したがっている事件、事故をいち早く報道したり、中共から迫害を受けている人々やその人たちの人権を擁護する弁護士など、弱い立場にある人々の声を伝えるなど、中国社会の真実の姿を報道し続けている。同社は今回の停波に関して、「中国にいる人々は共産党のプロパガンダではなく本当のニュースを欲しがっている。自由を愛する世界中の人々には、新唐人の中国向け放送を再開するようユーテルサットに働きかけてほしい」とのコメントを発表している。

(翻訳編集、大紀元日本編集部)

 (08/07/09 08:19)  





■関連文章
  • 天津競技区中継センター、建築現場事故41人負傷(08/07/09)
  • 新唐人衛星テレビ局アジア向放送が中断、中国当局の妨害か(08/06/23)
  • 米国:中国語テレビ・キャスターがニュースをねつ造、法輪功中傷のデマ流す(08/06/22)
  • 北京五輪直前、各国メディアが取材制限に直面(08/06/12)
  • 北京五輪採火式、中国国営テレビ局の生放送に幽霊?(08/03/30)
  • カナダのテレビ局、町から女性が消えたらどうなるか実験(08/01/26)
  • カナダ国会議員:神韻の公演は神聖なる消息を伝えている(08/01/20)
  • CNN創始者:世界一流の公演に出会えた(07/12/26)
  • 神韻米公演を妨害する中国領事館、米議員・市長ら有識者に誹謗中傷の書簡(07/12/23)
  • 駐米中国領事館、神韻芸術クリスマス公演妨害=米州議員が誹謗中傷の書状を公開(07/12/22)
  • 神韻芸術・クリスマス公演開幕、内包豊かな舞踊芸術に感涙の声(07/12/22)
  • 2008神韻芸術団世界巡回公演:世界65都市220公演を超え観客65万人の見込み、昨年の3倍規模に拡大(07/12/03)
  • 「第1回世界声楽大会」結果発表、入賞者10人(07/10/19)
  • 全世界華人声楽大会開幕、在日華人が一次予選突破(07/10/16)
  • 全世界華人声楽大会:中国当局、参加者3人拘束対象に(07/10/11)