【大紀元日本7月30日】北京五輪開催まで10日を切った。当局は大気汚染をもたらした一部の工場を閉鎖させ、車両走行の規制を行ったにもかかわらず、北京の大気質量は依然として懸念される現状だ。
環境保護団体の「グリーンピース」は7月28日、「北京五輪環境評価報告」を発表し、7月の最初の27日間、北京の大気は世界保健機関の基準に達したのはただの2日しかないと明らかにした。「グリーンピース」は、五輪開催期間中に大気がまだ基準に達していなければ、競技を延期するよう呼びかけた。また、専門家は、北京当局に対して、大気が持続的に悪化するようであれば、五輪期間中に北京を走行する車両の9割を制御するように提案した。
「グリーンピース」項目総監督のルスチェン氏は、過去10年間、北京は環境改善するために1兆8480億円を投じたが、大気汚染の改善は未だに理想に近づいていないと指摘した。
一方、海外の五輪選手は北京の大気汚染問題に対して懸念している。日本選手団の場合は、500個の防塵マスクを用意し、北京で実地練習時に着用することにしている。また、豪州「ヘラルド・サン」紙によると、豪州選手の3分の1は北京の大気汚染が競技成績に影響を与えると懸念し、4分の1の選手は酷暑を懸念しているという。これに対して、豪州オリンピック委員会は選手たちに体調を回復させるために、競技場現場付近に高度科学技術回復センターを設立した。北京の天候に適応してもらうために、水泳選手たちに保湿性マスク、鼻スプレー、目薬を配布するという。
下記の写真は7月28日に撮影されたもの(Getty Images) | | 7月27日、どんよりとした大気の中の鳥の巣 |
 | | 7月27日、北京市内 |
(翻訳/編集・余靜)
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