【大紀元日本7月12日】欧州議会のぺテリング議長が7月9日、北京五輪の開会式に出席しないと表明したのに続いて、欧州議会は翌日決議案を可決、中国当局の人権違反を非難した。
ベテリング議長は五輪開会式不参加の主な理由として、チベット亡命政府の指導者ダライ・ラマの特使と中国当局の対話に進展が得られなかったことを挙げた。
フランスのストラスブール市で開かれている欧州議会全体会議は、439票の賛成、51票の反対で決議案を可決した。同決議案は、欧州連合と中国の関係、異なる分野での対話、および全世界の重要議題での協力関係を評価すると同時に、中国国内での普遍的かつ組織的に行われている人権違反の問題に関心を示し、非難する意向を表明している。
今年3月にチベットのラサ市で抗議するチベット人への武力弾圧があった後、中国当局とダライ・ラマの特使との対話が再開したことについて、同決議案は歓迎の意向を示すとともに、踏み込んだ交流を呼びかけ、抗議参加者が依然捜査、監禁、逮捕されているとの現状に不満を表した。
同決議案は中国当局に対し、監禁されているすべての政治犯、人権活動家への寛大なる処分を求め、オリンピック招致の際に交わした人権、少数民族の権利、民主、法治などを改善する約束を守るよう求めた。
(記者・唐秉鈞、翻訳・叶子)
|