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井戸からディーゼルオイル=中国湖南省

 【大紀元日本7月18日】中国湖南省長沙市開福区で7月9日、新港鎮荷葉村荷葉塘組の村民・劉海坤さん宅の井戸から突然ディーゼル油が浸み出してきた。

 「三湘都市報」によると、9日午前、劉さんが家の中で洗濯の準備をしていると、突然水道管から流れ出ている水が強いディーゼルオイル臭がするうえに、水の色がまっ黒になっていることに気づいた。「これはディーゼル油ではないか」と思った劉さんは急いで家の前の木の枝を折って来て、汲んだ井戸の水に浸し火をつけてみた。すると、枝は炎に包まれたという。

 続いて彼女は、魚を飼っている池に真っ黒な物が浮いているのを見つけた。水面には小さな泡が浮いており、魚はすべて白い腹を見せて死んでいたという。池の魚を食べたカワセミも池のそばにある畑で死んでいた。さらに家の前の丘にある水田では数日前まで、青々とした稲が黄色く枯れている。近くの水田を見ても真っ黒な物が水面に浮いている。

 同日正午、劉さんの近所に住む胡干均さんも自宅の井戸の水が黒くなり、火をつければ燃えるということを発見した。

 “失踪”したディーゼルオイルが地表に滲み出た

 調査により、劉さんの家から道路一本隔てた倉庫会社でディーゼルオイルが、こつ然と消えていることが明らかになった。この会社の職員によると、数日前、あるディーゼルオイルのオーナーが倉庫を借りて中にオイルを入れていった。2日後にドラム缶の中のオイルがこつ然と消えたため、オーナーは盗まれたとして警察に連絡していた。

 この知らせの後、ディーゼルオイルのオーナーはすぐに劉さんの家にやって来た。見ると当初盗まれたとされていたオイルが地下に滲み出し、7月6日、7日の大雨によって水より比重が軽いディーゼルオイルが水と共に地表に浮き上がり、地面に滲み出てきていた。

 *7トン汲み上げても処理終わらず

 ディーゼルオイル滲み出し現象は現在も続いており、劉さんの話では、自分の家の井戸、池では少なくとも7トンのオイルが汲み上げられている。しかし、いくら汲み上げてもオイルはどんどん浮いて来ているという。

 ディーゼルオイルのオーナーが作業員を派遣し、汲みとり作業を続けている。しかし、オイルは止まらず、水面、池、水田の至る所に真っ黒でどろどろした物体が浮いているという状況だ。

 データによると、周辺の10戸が同様の被害を受けており、7月9日から倉庫オーナーがミネラルウォーターと生活用水を提供している。「家では豚を十数匹飼っていて、提供される水だけでは足りない」と胡さんは話す。また、それぞれが苦しい状況を訴えている。人が飲む水はまだ足りているが、生活用水が足りない。そのうえ天候も暑く、被害者らは毎日苦しい生活を送っているという。

 
(翻訳・坂本)


 (08/07/18 06:12)  





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