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明日、中国で皆既日食

 【大紀元日本7月31日】4000年前、世界で初めて日食の観測が記録された中国。今年8月1日午後5時ごろ、同国各地で皆既日食が観測される。わずか2分から7分という短い間に、太陽全体が月によって隠されるというドラマティックな情景が再現される。
2006年3月29日、ギリシャ・アテネで観測された皆既日食(Photo by Milos Bicanski/ Getty Images)


 皆既日食はカナダ北端のヌナブット準州から始まり、シベリア北部を通り、ロシア中部、中央アジア、モンゴルと進み、最終的に中国の西北部で終わると予測されている。

 米国航空宇宙局(NASA)で日食について専門的に研究している天体物理学者フレッド・エスペナック(Fred Espenak)氏によると、「天候が良好ならばアジアのほとんどの地域、北欧およびカナダ北部でも日食が観測できる」と述べた。

 中国人は古来から、日食の現象について、「龍が太陽を食べた*」として理解し、太鼓と銅鑼をたたき、騒ぎ立てて龍を追い出すことができると考えてきた。また、古代ヴァイキング達は二匹の狼が太陽と月を追いかけていると考えていたようだ。

 最も古く日食が観測されたのは紀元前2130年前後、ちょうど中国の夏(Xia)王朝第4代皇帝仲康(Zhong Kang)の時代にさかのぼる。4000年前の古人がこの幻想的な現象を目にしたとき、どのような心情だったのだろうか。

 次回の日食は2009年7月22日に起きると予想されている。インド中部、バングラデシュ北部および中国の中部で観測されるという。

 *中国語原文では「天狗食日」となっており、天狗とはすなわち天の犬であり、天の犬がお日様を食べたという意味。流星の尾の流れる様子が犬に似ていることに由来するという。

 
(翻訳/唱楽)


 (08/07/31 07:15)  





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