■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/07/html/d28115.html



農地開拓による原生林伐採=雲南省シーサンパンナ

中国大陸西南部の原生林「シーサンパンナ(西双版納)」で、農地開拓による森林破壊が続き、
開発が進むシーサンパンナ(Photo by Guang Niu/Getty Images)
その面積が縮小し続けている。

 香港紙「東方日報」によると、近年のゴム価格上昇により雲南省のシーサンパンナに住む農民が森林を伐採し、ゴムを植樹している。また、農民は伐採した木材を運び出すことができないため、燃やしてゴム林の肥料にしているという。このため原生林は縮小し続け現地生態に深刻化危害を与えている。

 村民の話では、以前はシーサンパンナの景洪市景納郷山には木々が高くそびえ、アジア象、馬鹿(ばろく)などの野生動物が非常に多く生息していた。しかし現在は大規模な森林破壊で、目に入るのは禿山やごちゃごちゃとしたバナナの木ばかりだという。

 報道では伐採を行った村民は伐採手続きを何もしておらず、木を切り倒したものの外へ運び出すことが出来ないため直接火をつけ燃やし、ゴム林の肥料に使っていると伝えている。

 農民はさらに特に幹の太い古樹や国家保護植物を、まずその樹皮を剥いで暫らくしてから木が自然に死ぬのを待ち切り倒しているという。

 シーサンパンナは中国西南部、タイ、ビルマに国境を接する雲南省最南端のタイ族自治州で、中国茶最古の原産地として知られている。

                           
(翻訳・坂本)