【大紀元日本8月1日】香港紙「林檎日報」によると、五輪を目前に控えた北京では、いまだに公衆トイレが不足しているという。
報道によると、北京当局はここ数年、5億元を投資して、市内の公衆トイレを修繕・設置してきたが、それでも足りず、衛生環境も良くないという。そこで大きなホテルが外国人観光客のためにトイレを貸し出すことになったが、利用する際にはパスポートなどの身分証明書を提示することが必要だ。
これまで、北京での公衆トイレ事情は、一種の悪夢だった。
公衆トイレを探し出しても、その悪臭と劣悪な衛生環境に、多くの人が辟易してしまう。
北京当局は2001年から五輪準備の一環として、公衆トイレ約5000カ所を修繕し、全市をあげての「トイレ革命」に乗り出した。
「林檎日報」の記者は、実際にオリンピック会場や市内各所を回ったところ、「トイレ事情」を解決するのは大変なことだったと伝えている。
北四環から大屯路まで、また2キロメートルの北辰東路の両側には、たった四基の水洗トイレしかなかった。
鳥の巣の南側には、人の流れが大きくなっていたが、この種の水洗トイレを発見することはできなかった。
五輪会場の中心地区、鳥の巣からそう遠くない公衆トイレでも、水が溜まり、吸殻、痰、臭気で目もあてられないという。
これ以外にも、二環以内の老城区では、これまで一列に並ぶしゃがみ式の露天便所だったが、これに間仕切りがされている。
しかし、これらは独立した便所ではなく、通風も悪いため、タバコの煙や異臭に悩まされる。
市内の高級レストランやホテルなどは、これまで観光客にトイレを貸し出してきたが、五輪直前の現在では、観光客でもセキュリティ・チェックを受けねばならず、また身分証も提示しなくてはならない。
(翻訳=倍貝)
(08/08/01 00:08)
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