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北京五輪スタジアム付近の公園でチベット支持者らの抗議活動で、海外のメディアの写真撮影を制止する中国の警官=2008年8月13日(JEWEL SAMAD/AFP/Getty Images)

釈放された米国人抗議者、中国拘留所の実体験語る

 【大紀元日本8月28日】五輪開催期間中に、北京でチベット弾圧を抗議したため逮捕・拘禁された米国人8人は8月24日釈放されて米国に帰国し、監禁中の実体験を語った。

 この8人は身柄拘束10日間を処せられたが、米国政府の尽力により5日目の24日に釈放された。ラジオ自由アジア (RFA)は、抗議者らの証言を報じた。

 マイケル・レスさんによると、中国の警官が一行を尾行し、しかもマイケルさんの仲間同士の電話の通話内容まで把握していた。レストランで食事を取ることまでも、当局に通報する者がいるという。逮捕された当日には夜通しの取調べを受け、24時間睡眠が取れなかった。後に拘留所に移送された。全員が単独の取調べ、監禁を受けた。10日間の身柄拘束を言い渡されたのも、いかなる法的審理を受けてない上、罪状もわからないという。

 ジョン・オトボさんは抗議する当初の状況を説明した。「我々は道端でチベットの旗を広げた。すると、すぐに数十人の私服警官がやってきて私たちを取り囲み、乱暴に逮捕した。中国当局はチベット人にもそのようなやり方を講じているのであろう」。

 マイケル・レスさんは今回の監禁中の最もつらい出来事を明かした。それによると、監禁施設に連行された当初、自分の居場所を告げられなかったので強い恐怖を覚えていた。そこに監禁されていた一人の法輪功学習者の善良な振る舞いが彼を深く感動させ、後に(心を落ち着かせようと)座禅を教わった。この若者は2年の強制労働収容を処せられたため、警察に連れて行かれた際、マイケルさんは涙を流したという。

 マイケルさんは、「短い間だが、彼から多くのことを教わった。私はもっと知りたかった。彼との絆すら感じた。そのときに警察が彼を連れ出した。同じ牢獄にいた人は皆彼との別れを惜しんでいた」と語り、法輪功を放棄しないために強制労働収容所に送られ、虐待と拷問を受けることに、理解し難い気持ちを示した。

 
(翻訳・編集/叶子)


 

 

 (08/08/28 00:17)  





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