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江蘇省、安徽省=100年来の豪雨に見舞われ160万人に被害

 【大紀元日本8月4日】台風8号「鳳凰(フォンウォン)」の残した低気圧還流の影響を受け、7月31日夜半から8月2日の明け方まで、南京では100年来の豪雨に見舞われた。これとほぼ同時に安徽省も豪雨に襲われている。

 今回の強い雨の影響した範囲は狭く、主に安徽省東部と江蘇省西部地区に集中し、わずか数百平方キロメートルの範囲であったが雨雲が同地区に留まり豪雨が続いた。降水量は1時間に30から50ミリに達し、累積雨量は相当大きく、集中し歴史上まれに見る豪雨となった。

 温かい湿った雲の塊と冷たい空気がともに作用して、南京および周辺地区では1日に暴雨から豪雨に変わった。南京、江浦、揚中、句容、金湖などの地区では一日の降水量が100ミリを超えた。2日明け方までに南京郊外の滁(じょ)河暁橋水門站では1日の雨量が400ミリを超え、100年以上見られなかったことである。南京市街地の水文観測点での最高雨量は270ミリ以上が観測された。暴雨は南京市の排水と交通に深刻な妨げとなり、水が溢れ出した道路が多く出現し、交通幹線に大渋滞を作り出した。

 初期データでは安徽全省では今回の暴雨中に6ヶ所の堤が潰れ160万人が被害を受けた。47950人が緊急移動し、2人が死亡。農作物の被害面積は161・4万畝(ムー:一畝は6・667アール)。倒壊した家屋は2860戸、損壊した家屋が13753戸で直接経済損失は6・05億元。

 2日の午後までに全省2ヶ所の大型ダムと52ヶ所の中型ダムが限界水位を超えた。これら中型ダムは全省に100ヶ所存在する中型ダムの半数超えており主に滁(じょ)河、得勝河流域に集中している。

 強い雨は含山県に深刻な冠水を起こした。滁(じょ)州市街区では深刻な冠水が発生し、市内50%以上の面積に水がたまった。主幹道には50cm以上水がたまり、大部分の商店と建物1階に住む住民の部屋は浸水した。滁州経済発展区、城東工業園、全芝、巻きタバコ工場等中型企業も冠水の被害を受け、生産が半停止状態である。ガス供給が一時停止し、滁州から外への大部分の道路も遮断された。

 
(翻訳・坂本)


 (08/08/04 01:17)