■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/08/html/d12215.html



米国連邦緊急事態管理局(FEMA)の管理する油槽でオイル漏れが確認された(Getty images)

地下油槽漏れ、汚染の恐れ=米国

 【大紀元日本8月15日】米国が冷戦時代に建造した数百ヶ所の緊急用地下油槽では、有害物質による土壌および地下水汚染を防ぐため、現在漏洩状況の検査が急がれている。連邦緊急事態管理局(FEMA)によると、現在少なくとも150ヶ所の地下油槽が検査を必要としており、9月前にはこれ以外の124ヶ所の地上或いは地下油槽についても検査をするかどうかを決定するそうだ。

 AP通信社によると、すでに1990年代、FEMAは管理する地下油槽の漏れを確認していたが油槽漏洩についての文書や影響のある地域の報告はこれまでなかったという。事実、これは氷山の一角に過ぎず、ミルフォードのエンバイロメンタル・データ・リソース社の資料によると全米50万ヶ所の地下油槽でオイルが漏れており、総数の約半分を占めているという。これらの油槽は個人あるいは地方、州、連邦政府によって各々管理されている。

 当時の地下油槽は全て鉄で建造されており、核戦争あるいは大災害時の発電機供給のためのものであった。歳月とともに鉄製品は錆びるのでオイル漏れが発生した。これらの地下油槽は恐らく何年もの間漏えいしていたと思われるが確認する方法がなかったようだ。しかも、1ガロンの燃料オイルは百万ガロンの水を汚染するそうだ。もし地下水がオイルで汚染されれば、その水を飲用すると発ガン、腎臓のダメージおよび神経系統失調のリスクが増加するという。

 
(記者・葉恩婕、翻訳・坂本)