【大紀元日本9月25日】今年14番目の台風「ハグピート(黒格比)」が24日午前6時45分、中国広東省電白県陳村鎮に上陸し、茂名市を直撃した。現地気象部門では最大突風17級を記録、風速は65mに達した。
ハグピートは茂名市を直撃し、吹き荒れる大風により至る所で折れ、根元から引き抜かれてしまった大木が見られ、建物の高層階に住む人々は建物が崩壊してしまうのではないのかと感じたという。
海口市教育局は23日、学校に、全市の小中学校、幼稚園を24日は一律休講にし在宅するよう児童の家族に伝えるよう指示した。
この台風の影響を受けた広東省のデルタ地域と西部地区は局地的な豪雨となった。雨量は100ミリから200ミリに達し、一部では300ミリを超える雨量となったらしい。
台風14号ハグピートは恐らく1996年以来広東省に上陸した最も強い台風であり、23日の晩までに広東省62の市県には台風警報シグナルが発令され、湛江と茂名には赤色警報シグナルが発令された。
広東省気象台によると、ハグピートは22日晩には南海北部海上に移動し、時速30km前後で西へ移動。24日朝から正午には陽江から徐聞の間の沿海地区に上陸する見込み。台風の中心が通過する付近の海上では12級から15級の突風となると予報している。
気象庁専門家によると、ハグピートは強さと速度、移動ルートは比較的安定しており、影響が広範囲に及ぶという特徴を持っている。台風は巴士海峡から直接南海に侵入しており、風力は強くなり続け、上陸時の風力は14級を超え、速度が速い。また、形成が速く、移動も早いうえ、南海に侵入後は速度がさらに速まり、時速30km以上に達すると予報されている。移動ルートも安定しており、台風形成後、西から西北へ移動し、影響を受ける範囲も広い。強い雨をもたらし、広東省だけではなく沿海地区も風の影響を受ける。内陸に入り込んで広範囲に強い雨を降らせ、都市では冠水、山岳部では土石流等の災害を引き起こす可能性が極めて高い。
気象専門家による歴史上の台風の認識は、立秋後、しばしば北の冷たい空気が南下する等の要因によりが複雑な気候が生み出され、加えて蓄えられるエネルギーも比較的多いということになっている。“秋台(秋の台風)”は往々にして殺傷能力が大きいことが特徴であり、「ハグピート」は典型的な秋台であるという。今回の秋台は1996年に広東省、広西チワン族自治区の2つの地区では290人以上が死亡し、数千人が負傷した当時の台風15号「サリー」に非常によく似ているという。
中央気象台高級工程師・許映龍さんによると、もしハグピートが広東省に上陸すれば、1996年のサリー以来最大の台風になるという。
(翻訳・坂本)
|