【大紀元日本9月9日】先ごろ中国の考古学者が湖南省郴(ちん)州市にある南塔古墓群で2千5百前の青銅剣を発見した。剣の状態は非常に良いという。
「瀟湘晨報」によると、昨年12月に発見された南塔古墓群で、先ごろ新たな発見があった。8月31日古墓群3号戦国土坑墓(どこうぼ)で整理作業が行われた際、考古人員が長さ約40cmの青銅剣を発見した。2千5百年以上前のこの青銅剣の鞘はすでに炭化してしまっていたが、剣身は今なお光をかすかに放っている。
専門家の現時点での予想では、この剣は国家一級文物の鑑定基準を超えると見られている。南塔公園にあるこの古墓群からはさらに青銅器、鉄器、陶鼎などの副葬品が20数件出土している。
郴(ちん)州市文物管理局考古科の唐涛主任の説明によると、8月下旬以来文物管理局の考古人員は南塔公園で4つの古墓を次々と発見しており、その中には歴史書に記載されている隋大業五年磚室墓1ヶ所が含まれ、ほかの3ヶ所は戦国墓葬であった。この3つの戦国土坑墓は規模が比較的大きく、一番大きな墓は「甲」の形をなしており、墓の参道は北向きで盛土が幾重にもついて固められている。また、隋大業五年磚室墓の形状もはっきりと確認できるそうだ。
南塔公園古墓群の発掘は、古代の墓葬風俗、歴史、経済、文化生活等を具えており、大きな参考価値を持つという。唐氏によると、青銅剣の発見によって、この墓の主が男性であるという推測が実証されたという。なぜなら、この時代の高官貴族は男性だけが腰に宝剣を下げることができ、死後も墓の中に宝剣等の武器を陪葬できたからである。女性の墓からは一般的に化粧箱や頭につける飾りなどの陪葬品が出土するという。
(翻訳・坂本)
(08/09/09 00:00)
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