【大紀元日本9月21日】米自動車部品メーカーのメタルダイン社と粉末金属業界トップのGKN Sinter Metals社(GKN社)の企業秘密を不正に入手し、中国企業に転売した容疑で06年に起訴されたMetaldyne社の上層幹部2人は9月16日、デトロイトの連邦裁判所で容疑を認めたという。
起訴されたのはメタルダイン社の前女性副社長のアン・ロックウッド容疑者(45)と同社の冶金元研究員で中国人の劉福平・容疑者(44)の二人。
米ミシガン州のメタルダイン社に勤務していた容疑者らは共謀し、同社とGKN社から不正入手した自動車部品の製造に用いられる粉末金属の加工技術をライバル社の中国会社に転売することを試みたという。
ロックウッド容疑者はその後、同社を辞職し、技術転売のために支払われるチャージを受け取るために新会社を立ち上げた。同氏はすでにメタルダイン社の内部資料を中国企業に渡したことを認めた。同容疑者は最高33カ月の懲役と6万ドルの罰金の判決を言い渡される見通しである。同じ容疑で罪を問われている劉容疑者は18カ月の懲役と3万ドルの罰金を科せられると見られている。また、事件に関与したと見られているロックウッド容疑者の夫にも不正に技術資料に接触した容疑で判決が下される予定である。
メタルダイン社とGKN社は、粉末金属を利用しエンジン用高強度コネクティングロッドなど大型自動車の重要部品を製造する技術を有する、現在唯一の会社である。
(翻訳・編集=高遠)
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