【大紀元日本9月7日】チベット人や法輪功学習者、キリスト教徒が北京五輪メインスタジアム「鳥の巣」から数マイルしか離れていない強制労働収容所で中国共産党からの迫害を受けているのに、その事実を無視して北京五輪に参加したとして、英国議会のブライアン・コールマン議員はこのほど、英国選手らを非難した。一方、ロンドン市長の北京五輪参加については、次期五輪開催地であることから、参加は避けられないと理解を示した。
地元メディアによると、コールマン議員は、「英選手たちは今回より多くのメダルを獲得したかもしれない。しかし、彼らはチベット人、法輪功学習者およびキリスト教徒たちが迫害を受け、流した血は自分たちの手も染めたことを覚えておかなければならない」と指摘した。さらに、「ヒーローまたは模範的な人物を探しているなら、これら良心を忘れた選手たちを除外しなさい」と付け加えた。
これに対して、北京五輪に参加した一部の英選手が反論した。今回の北京五輪でメダル獲得できなかったサイモン・ウイリアムソン選手は、政治家は五輪がスポーツ選手にとっての重要性を認識すべきだと抗議し、「私は五輪のために何年も費やして練習し続けてきた。そういうことで試合参加を放棄するわけにはいなかい」と主張した。
ロンドンは現在、大々的に五輪精神および優秀な成績を獲得した選手たちの話題で盛り上がっている、コルマン議員を今年のロンドン消防及び緊急企画局局長に任命したボリス・ジョンソン市長も声明文を出さざるを得なかった。市長はコールマン議員に対し、北京五輪についての考えや意見は自由に表現することはいいが、ロンドン市は次期開催地でもあることから市長の北京行きは避けられないものと弁明した。
コールマン議員は昨年、中共に対して、北京五輪開催する前に法輪功学習者への迫害停止を呼びかける世界的運動である「グローバル人権聖火リレー」で、人権聖火がロンドン入りしたときの式典に参加し、「多くの市民を強制労働収容所に入れ迫害を加え、多くの人の臓器を摘出し売買し、その上、人々に信仰の自由を与えない都市で五輪を開催するとは、とても受け入れがたいことだ。ロンドンが2012年に五輪を開催するときに、われわれは必ず、中国に開放かつ寛容な五輪を見せる」とロンドンの街頭の人々に対してイベントの主旨に関心を寄せるよう呼びかけた。
コールマン議員は当時、「私はロンドン市長に北京五輪に参加しないように提案した。また、すべて無料で招待された政治要人たちにも北京行きのチケットを返却するように呼びかけた。中国が民主、自由な社会になったときに初めて中国を訪問するべきだ」と呼びかけた。
コールマン議員は、英選手団が帰国して1週間後に選手たちに対して非難した。
(記者・顧佳韵、翻訳/編集・余靜)
(08/09/07 10:18)
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