【大紀元日本10月9日】山野に自生する繁殖力旺盛なヒユ科の多年草。夏から秋にかけて穂状花序に緑色の小花をつけます。花後に針状の実をつけ、人や動物に付着して遠くに運ばれますし、薬草として栽培もされています。牛膝(ゴシツ)と言われ、薬用に用いられるのは日当たりの良い場所に自生するヒナタイノコズチの根ですが、同属の野生品種の土牛膝(ドゴシツ)も同様に使われます。
【薬用効果】秋から冬にかけて、根を水洗して天日乾燥した生薬の牛膝は、肝・腎に働き血行を良くするため女性薬として重要であり、関節痛、打撲の痛みも取ります。また、利尿作用により尿血等にも有効です。一日量は乾燥した根6〜12gを煎服します。酒で処理すると、筋骨を強化する効果が増します。
虫刺されには生葉をよく揉んで、その汁を塗布します。
【食用】若葉はてんぷら、ごまあえ、バター炒めにします。
【染色用】8〜9月の緑葉を灰汁などアルカリ液で熱煎して、中和したものを染液とします。アルミ、錫媒染で草色、鉄媒染で山葵色を染めます。
 | | イノコヅチの花(撮影=大紀元、2008年09月15日) |
(文・ハナビシソウ)
(08/10/09 15:49)
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