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(写真=AFP)

赤ちゃんの第一声はなぜ「パパ」「ママ」なのか

 【大紀元日本10月17日】赤ちゃんが生まれて初めて発する言葉は、往々にして「パパ」「ママ」だが、異なる言語を話す国々でも、「パパ」「ママ」のように、連続する音を組み合わせた言葉が多いという。なぜ世界の「パパ」「ママ」は似ているのか。最新の研究により、赤ん坊の脳が反復音に反応することが分かった。

 ブリティッシュ・コロンビア大学の研究員ジュディット・ガーベイン(Judit Gervain)氏が率いるチームは、22人の新生児に反復音を含む言葉を聴かせ、その間に脳のスキャンを撮った。反復音は、たとえば“mu-ba-ba” や“pe-na-na”などの造語で、その他にも反復音を含まない“mu-ba-ge”, “pe-na-ku”などを聴かせた。すると、赤ん坊たちの脳は、反復音に対して働きが活発になり、反復音ではない言葉に対しては何の反応も示さないことが分かった。これは、「ママ」「パパ」などの反復言葉が、赤ん坊にとって学びやすく、脳にもこのような反復音を認識するシステムがあることを物語っている。

 ガーベイン氏は、「世界中の多くの言語に、反復音が赤ちゃん言葉に使われているのは、偶然ではないだろう。イタリア語では「パパ」と言い、ハンガリー語では「タタ」(お祖父さん)などがある。今回の新生児の研究で分かったことは、つまり人間には母国語を認識し、効果的に学ぶシステムが脳に出来上がっているということだ」と述べている。

 この研究は、『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された。

 (08/10/17 00:00)  





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