【バンクーバー通信】悲しみを乗り越えてライトアップ

【大紀元日本12月26日】バンクーバーの東の静かな住宅街トリニティー・ストリート(Trinity Street)の2400~2900番で、今年で11回目になるクリスマス・イルミネーション・コンテストが行われています。

コンテストは12月20日から1月2日までで、18時~21時の間、トリニティー・ストリート沿いの6ブロックの家々が、演出に趣向を凝らしたイルミネーションで競い合います。この通りの住人はもちろん、遠くからわざわざ訪れる人もおり、夜になると一軒一軒見て回って、お気に入りの1軒を選び投票するのだそうです。投票用チケットは近所のコンビニで2ドルで買えます。

11年前、このトリニティー・ストリートの長年の住人であったMartha ElliottさんとNorah Davisさんが、家宅侵入してきた人に殺害されました。近所の人たちが二人への追悼とコミュニティーの建て直しを兼ねて、このイベントを企画しました。

毎年少しずつ参加数が増え、住民たちの意気込みもますます強くなってきているそうです。集まった資金は全額、この地域を支えるために寄付されます。

なんでもありの家。トナカイに引かれたサンタさんやキャンディの形のイルミネーションも(羽後/大紀元)

キリストが生まれた馬小屋のようす(羽後/大紀元)

まあ、芸術的ですこと!(羽後/大紀元)

手前の熊さん?は首が左右に動きます。(羽後/大紀元)

(記者・羽後)