THE EPOCH TIMES

メラミン汚染問題、中国の全養殖業に波及

2008年11月07日 09時16分
 【大紀元日本11月7日】中国大陸でこのほど、有名メーカーの鶏卵からメラミンが検出されたため、鶏卵の売れ行きが悪くなっている。また先日、中国の飼料業者がその他の動物用飼料に添加されているメラミンはさらに多いという事実を暴露し、その上、検査では検出されないが、多くのホルモン類の薬物も含まれているとも話した。この件で影響を受けた養鶏農家は全面的な検査を行い、監督管理を強化しなければ健康に危害を及ぼすと呼びかけた。

 新唐人テレビ局によると、中国の飼料会社に勤める李さんは、鶏卵からメラミンが検出されたが問題は飼料にあり、事実上その他の牛や豚などの動物用飼料にはさらに多く添加されており、ただ明るみに出ていないだけだと伝えたという。

 「メラミンは化学工業原料で飼料に添加するものではない。養鶏場は運が悪かった。メラミンのこのような問題は絶対偶然ではない。飼料監督管理部門の怠慢で食品安全に対し少しも精細ではない。多くのホルモン類の薬物が非常に多く含まれ、また添加している物も非常に多い」

 李さんによると、食品安全を管理するにはまず飼料工場と材料供給工場、例えば大豆かすの油脂工場のようなところの監督管理を強化すると良いそうだ。

 「メラミンを添加するのは、ひとつはタンパク質含有量を増加し飼料自体の質量を上げるためだ」と李さんは考える。「しかし往々にして見落とされた後に人体に対し大きなダメージを作り出す。これは、今まで誰も一歩一歩を重視してこなかった結果といえるだろう」

 河北省で養鶏農家をする任さんは、彼らは皆、罪のない被害者である。もし鶏用飼料にメラミンが添加されているというなら、全ての飼料にこの有毒物質は入っているに違いないと話した。彼は全面的によく監督管理を行うべきであり、でなければ健康に危害を及ぼすと考えているそうだ。

 「飼料を食べているものは皆、問題があるはずだ。鶏肉にせよ豚肉や一部の牛にせよ問題があると私は思う。私はこれらも全面的に検査を受けるべきと考えている」

 中国大陸メディア「南方日報」では飼料中へのメラミン添加は少なくともすでに5年は続いていると伝えており、牛羊用飼料、家禽用飼料、豚用飼料や水産物用飼料のすべてに波及していると伝えている。また、さらに驚いたことにメラミンは化学工業製品工場の廃棄物からできているという。

 
(翻訳・坂本)


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