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米ブッシュ大統領図書館建設、人権侵害の北京からの寄付は拒否すべき=米議員

 【大紀元日本11月27日】米ブッシュ大統領はテキサス州ダラスに「大統領図書館」の建設を計画している。これについて、長期にわたり中国人権問題に関心を寄せ続けている米議会議員ウォルフ氏は11月24日、ブッシュ大統領に対して、北京当局からの寄付を受け取らないよう呼び掛けた。

 *ブッシュ大統領図書館

 海外メディアによると、米ブッシュ大統領はすでにテキサス州ダラスのサザン・メソディスト大学に「ブッシュ大統領図書館」を設立することに決めた。サザン・メソディスト大学は米国内では知名度の高い私立大学で、ブッシュ大統領夫人の母校でもある。

 ローラ夫人は少し前にメディアに対して、ブッシュ大統領の退任後にダラスに定住することを明らかにした。「ブッシュ大統領図書館」のほかに、民主を推し進めるための「フリーダム研究所」をも設立する予定。

 *米議員、中国人権記録を非難

 米議会人権事務議員チーム主席で、共和党下院議員のウォルフ氏は24日にブッシュ大統領に宛てた手紙の中で、200米ドル(約2万円)を超えるすべての寄付者リストを公開し、北京政府からの寄付を受け取らないよう求めた。

 ウォルフ氏は、今のところ、大統領図書館建設の募金方法について法律には定められていないが、過去数年間では争議があったと示した。昨年米議会下院は、大統領図書館建設用の寄付者情報の公開に関する決議案が可決された。しかし、上院では同決議案についての討論は行われなかった。ウォルフ氏はかつて下院議会で、「中国国内で未だに多くの宗教信仰者や政治異見者に対する迫害が存在している。例えば、多くの家庭教会牧師が投獄されており、政治活動家730人以上が抑圧を受けている。われわれは彼らのために声を上げるべきだ」と訴えた。

 米ホワイトハウスは、ウォルフ氏の呼びかけについて関連各方面で詳しく調査するとコメントしたが、現時点ではまだ議論されていない。ブッシュ大統領図書館計画は2009年に施工し、建設費用は2億~5億米ドル(約196億円~490億円)の見通しである。

 
(翻訳編集・余靜)


 (08/11/27 07:53)  





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