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中国山西省:村の選挙現場に機動隊1500人出動

 【大紀元日本12月11日】中国山西省長治県西火鎮で今月初めに村委員会の選挙が行われた際に、当局は「秩序維持」を名目に、機動隊1500人を西火鎮の管轄下の30以上の郷・村へ出動させ警備を敷いた。そのため、村民たちは選挙は最初から最後まで恐怖と不安に包まれた。地元村民は12月9日に取材に対して、村民たちは深刻な生存問題に直面していると訴えた。ラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。
山西省長治県西火鎮は選挙のために1500人の機動隊を派遣した(ネット利用者が提供)


 石炭が主要工業である山西省長治県西火鎮で12月5日より村員会の改選が行われた。しかし、その前日に大量の機動隊は各村に進駐した。その様子が分かるようにネット利用者が、現場写真を大陸の紅ネットブログに掲載した。例えば、「数十人の完全武装した機動隊は片手に盾や警棒を握り、村の候補者の指揮下で、村民たちを庭に追い込んだ様子」の写真も入っている。この情報は大陸の他の多くのブログにも転載された。当局曰く「秩序を維持する」ためである。

 記者は写真の内容を確認するために、西火鎮政府および鎮党委に電話をかけ続けたが、応答はなかった。最終的に地元のある学校教師・金さんが記者に対して事実を明らかにした。金さんは、それぞれの村に機動隊は約50~60人が進駐し、取り敢えず、今のところ衝突は起きていないと示した。

 西火鎮には30以上の村がある。仮に各村に50人の機動隊が出動した場合に、合計約1500人の機動隊が同鎮に進駐している計算になる。

 紅ネットブログで掲載した写真の撮影者は、「この物々しい警戒を目のあたりにした村民たちは脅えながらも、反感をもった。西火鎮で初めて警察の警備に委ねたのはこの村が最初であり、選挙に参加する村民たちに不安と緊張を与えた。中村の村民・周さんは、自分は投票しないと明らかにした。理由について、周さんは「地元にある多くの非合法経営炭鉱が閉鎖されて、大部分の村民は成す術がなく生活困難に陥っている。これが目下最大の問題だ」と説明した。情報筋によると、地元村民は当局の選挙に投票しない村民の多くにとって、これが重要な原因の1つだという。

 長治県西火鎮の大部分の村民は炭鉱の仕事をしているが、昨年の3月~5月の間だけで、5回もの炭鉱事故が発生した。のち、多くの非合法経営炭鉱が閉鎖されたために、大量の村民炭鉱労働者の失業をもたらした。

 
(翻訳編集・余靜)


 (08/12/11 06:50)  





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