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直訴者・陳建潮さんが天安門でばら撒いたチラシは空を舞った。本人は警察に拘束された(RFA)

中国各地・直訴者が天安門に集結、外国メディアに訴え

 【大紀元日本12月2日】中国各地からの直訴者たちは最近、北京天安門に集結し、外国記者たちに、直訴の現状を訴え、国際社会の関心を呼びかけ続けている。

 ラジオ自由アジア(RFA)によると、北京在住の直訴者・倪玉蘭さんの「公務執行妨害」事件は11月27日に開廷する予定だったが、弁護人の交換を理由に裁判所は同日午前に開廷延期する緊急通知を出したという。しかし、西城区裁判所の周囲には朝早くからすでに6~7社の外国メディアおよび数十人の直訴者が集まっていたという。


天安門広場で直訴抗議のチラシをばらまく、上海の直訴者・陳建潮さん(RFA)


北京で不当の事案処理に対して抗議する広東省直訴者(RFA)

 倪さんの夫・董継勤さんは裁判所の外で簡単な記者会見を開き、妻が長期にわたり権利を主張したために政府当局に罪に陥れられた現状を説明した。董さんは、当日5~6社のメディアが取材に来たが、9時頃に裁判所が初めて開廷しないことを発表したと示した。

 董さんは11月28日の取材に対して、弁護士の代わりに自分が弁護することで裁判所の計画が混乱になったからだと示した。董さんによると、当局は11月21日証拠隠滅するために、自宅を強制的に取り壊した。また、4月に警察らが董さんの自宅で茶番劇を演じ、口実を使って倪さんを連行した。さらに、倪さんが警察を蹴ったとして、公務執行妨害だと訴えられた。裁判所は最初から倪さんを罪に陥れるようにしていた。

 当日は、全国各地からの直訴者が現場に集結していたことから、裁判所の外は訴える場所に化した。直訴者たちはメディア関係者に陳情書など直訴する材料を次々と渡した。その内、強制的に立ち退きされた北京の退職障害者軍人・全さんは記者に対して、「前日は400人の直訴者が集まった。4社の外国メディアが現場取材していた。われわれは彼らに直訴資料を渡した。暫く経ったら、警察も現場に到着した。一部の私服警察が現場を撮影していた」と語った。

 一方、上海直訴者・陳建潮さんは再び天安門広場でチラシをばら撒く方法を取った。あるボランティアがその全過程をビデオに納め、ネットで流した。ビデオでは、陳さんがチラシをばら撒いてから、後ろからの警察に拘束されたことがよく分かる。情報筋によると、陳さんは収容所へ連行され上海へ強制送還されることになっている。陳さんの携帯は28日午後から通じなくなった。

 
直訴者陳建潮さんが天安門でばら撒いたチラシは空を舞った。本人は警察に拘束された(RFA)

五輪終了後、それまでに「安定を維持する」理由で長い間拘束された直訴者たちは、再び北京に戻った。信訪局(民衆の訴えを受け付ける場所)の前では常に長蛇の列になっている。

 一部の地方政府は直訴者たちに対して、五輪期間中に北京に現れないように長期にわたる問題を解決すると約束した。しかし、五輪終了後になると約束が破られた。遼寧省丹東市の直訴者・唐さんは、「政府は問題解決すると言ったのに、未だに1つも解決していないから、皆が戻ってきた。拘束されたのもされていないのも全員は直訴のために北京に戻ってきている」と指摘した。

 10年間直訴し続けた丹東市からのもう1人の直訴者・俣さんは、国家信訪局にはすでに希望を失っていて、今はメディアおよび世論に関心を持ってもらうように行動していると示した。俣さんは、「裁判所というところは何の役にも立たないのだ。私は沢山の勝訴の書類を持っているが、裁判所は実行してくれないでいる。今回は記者を見つけて自分のストーリーを報道してもらうつもりだ」と語った。

 また最近では、直訴者たちが鬱憤を晴らすために、地方政府の駐北京事務所の外壁等に落書きしている。海外メディアに掲載された河北省政府駐北京オフィスの周辺写真には、「無実の罪を晴らす」「打倒腐敗官僚」など、ペンキで書かれた抗議文が写っている。
北京で直訴する広東省の直訴者(RFA)



 (翻訳編集・余靜)


 (08/12/02 10:52)  





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