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有毒粉ミルクで結石の治療を受ける乳児(Getty Images)

有毒粉ミルク再び 乳児48人が結石=中国

 【大紀元日本2月1日】昨年、世界中を震撼させた中国大陸の有毒粉ミルク事件は、各国の人々に不安を残している。このような状況下、広東省などを含む20省で最近、乳児48人に『多美滋』ブランドの粉ミルクを飲んだため、腎臓結石などの症状が現れたという。

 浙江省湖州の安吉県に住む霍さんによると、彼女の子供は一日3回、13ヶ月間多美滋の粉ミルクを飲み続けたという。先週、子供を病院へ連れて行き、検査を受けさせたところ腎臓に2ミリの結石ができていた。医師の診断では、恐らくメラミンが乳児の腎臓に残り、排出されずに時間が経ち結石になったのだろうとのことだった。

 霍さんは三鹿有毒粉ミルク事件発生時、子供を病院へ連れて行き検査をさせたが、当時は何の問題も検出されなかった。しかし多くのメラミンの危害についての文章を目にしたため、心配になり再び検査に連れて行ったのだという。

 貴州省に住む蒋さんは、娘が7ヶ月以上にわたり多美滋の粉ミルクを飲んでいたため、昨年9月中旬に検査したところ腎臓から結石が2つ発見されたという。

 蒋さんは四川省、広東省、浙江省、江蘇省、遼寧省および新疆自治区など約20の省、市、自治区の多美滋の粉ミルクが原因で腎臓結石にかかった乳児48人の資料を集めた。

 『多美滋』ブランドの粉ミルクは、中国共産党が発表した不合格粉ミルクメーカーのリストに掲載された22社の中にはない。今回の粉ミルク事件後、中共はこのことについての実証報道に消極的であるという。

 三鹿有毒粉ミルク事件は、台湾にも影響を与えている。有毒粉ミルクが再び国内に入らぬよう台湾衛生署が2007年から今までの輸入リストの中に多美滋の粉ミルクがなかったかを調べ、第二の三鹿事件にならないよう、検査範囲を原料粉ミルクにまで拡大した。

 台湾衛生署食品衛生局長の林雪蓉氏は、中国製粉ミルクなどの乳製品を昨年10月から全面輸入禁止としており、メラミンが添加された中国の有毒粉ミルクも現在、台湾の市場には流通していない。またその他の国から輸入した粉ミルクに対しても、順次検査を行い、無検出という最も厳しい基準が設けられている。

 多美滋粉ミルクの被害者家族は常にネット上で情報を交換し合っていたが、三鹿有毒粉ミルクの判決が下された22日当日、サイトが突然封鎖された。ある家族はこれらの情報を国際メディアに伝え、これにより多美滋有毒粉ミルク事件が明るみに出たのである。

 
(翻訳編集・坂本)


 (09/02/01 01:50)  





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