THE EPOCH TIMES

北京舞踊学院舞踊家「大陸の舞踊家は、先ずは心を正すべし」

2009年02月16日 12時34分
 【大紀元日本2月16日】2月13日、米神韻ニューヨーク芸術団はワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで4回目の公演を行った。場内には明るく清らかでほがらかな雰囲気が漂い、各界著名人が中華伝統文化の純善、純美と博大で深い内包に感動し、多くの芸術家たちも全く新しい感覚を覚え、実りある収穫をしたようだ。

 2日間連続で神韻公演を鑑賞したという中国大陸出身の舞踊家・王淑亭(仮名)さんは、「まったく観足りない。観れば観るほど観たくなる。これまで観た公演の中で最高のものだ。これこそが私が探し求めていたもので、手の届かない境地だ」と感激した。

 王さんは、北京舞踊学院中国古典舞踊科の卒業で、舞踊コンクルールで大賞を受賞したこともあるが、都合で今は舞台を離れている。

 王さんは取材に対して、舞踊を正しく踊りたければ、まずは心を正さなければならないとし、「心が純粋であれば踊りが正しくなる」と、舞踊の真諦がようやく分かったという。

 そして、芸術価値であれ、文化の内包であれ、いずれにしても中国古典舞踊は世界の舞踊の主体になる潜在力を備えているとし、中国古典舞踊を伝承し発展させる神韻芸術団は必ず世界舞踊界の舵取りになって、人類舞踊にとってまったく新しい世界を作り出すにちがいないと語った。

 その上で、神韻芸術家たちは完璧な技術、純正な理念および超常的な精神力を持っており、その境地は果てのない大道であると絶賛した。

*神韻、中国古典舞踊を極める

 「神韻芸術団は中国古典舞踊を極めており、舞台全体の芸術効果は他に比類なく、古典的気質および伝統的深みのある味わいであった。さらに、基本動作から難易度の高い動きまで、特に毯子功(タンズゴン、練習を絨毯マットの上で行う高難度の技)の熟練、個人の身体の協調および制御能力、曲線の動きの中の韻律やテンポの美しさ、人物の性格および感情面での描写、さらに舞踊全体の主題の展開、衣装・道具・音楽・テンポ・照明・バックスクリーンなどや踊りの中の民族的味わいなどどれもすばらしく、手足のちょっとした動きにも内に秘める精神的気質の全てが完璧に表現されており、心に伝わるものがある。」

 「ダンサーたちはスピード、軽快さ、長と短、剛と柔、動と静の把握も非常に自然である。人物の描写も細かく、手の上げ下げ、踏み出した足の動き、目の動きなどがとても自然な味を出しており、肩のちょっとした震わせ方、腕の回し方、袖の一振りなどすべての細部から、しっかりとした基礎を持っていることが伺える。最も重要なのは、それぞれの演目にメインテーマがあり、魂が込められており、決して踊りのために踊っているのではなく、言葉では伝え難いメッセージと内的精神を表しており、これもまさに中国古典舞踊の優れた所である。」

*ダンサーたちは人物を生き生きと演じきる

 「異なるたくさんの舞踊と劇中人物を完璧に演じきることは非常に難しいが、舞踊と演目のテンポを非常に強く感じた。例えば、『雪山の歓びの歌』の中では、複数のダンサーが統一した動作の場面では、単純で調和の取れた秩序美が感じられる一体感を表している。又、反対に、集団がメインダンサーを引き立てる部分もあり、統一動作の中に和やかで軽やかな動きが人に奮い立たせる気持ちを与える。」

 「『花嫁を連れ去る済公和尚』の演目は、舞台の上で走りまわる集団は実に巧妙な構図になっており、そこに突然の落石で舞台は一瞬にして静まり返り、「静の場」を表し、天災に対する震撼を表現した。そして、済公和尚が再び現れ、人々は驚きの後の感謝の気持ちでいっぱい。このような動と静の対照的な場面も中国古典舞踊の中の経典であり、観客を劇中へと導くのだ。」

*すばらしい舞踊のためには、先ずは心を正しくすべし

 「神韻芸術団のダンサーたちは心が非常に純潔で善良であることが分かる。それは決して外見が綺麗なだけではなく、内面が美しいからだ。ダンサーたちは、舞踊の内容および主題、自分たちの役割を完全に理解しており、身心一体になって演じている。すばらしい舞踊のためには、まずは心を正しくすべきだと悟った。外的技術を追及してもそれは正しい道ではない。神韻芸術団の公演でこの道理が実践されていることを確かめることができた。」

 「自分が長年中国古典舞踊を踊っていても、今回のように強く感じたことはなかった。芸術は偽りが少しでもあってはならない。精神的資質がそこまでのレベルに到達しなければ、人の心を打つ芸術を表現することもできない。」

*大陸の舞踊は、方向が間違っている

 「中国大陸で舞踊に従事する人はたくさんおり、中国人は苦労を苦としないし、勤勉で根気が強いため、訓練によって技術レベルも高くなる。しかし、自分たちの踊りは思う通りの境地に達しておらず、ほとんどの人は何かが足りないと感じているが、実は方向が間違っているのだ。実際に、舞踊であれ、衣装のデザインであれ、われわれは人に媚びるようになり、内容はますます暗く、腐敗し、醜くなったりして、強いてけばけばしく観るに堪えないものにしている。」

 「最も重要なのは、自分の気質・精神および舞踊に対する理解の上で、精神が形をリードし、形は精神に合わせるべきであり、形を表現するために形作りをするのではない。技術は基礎ではあるが、技術があるからと言って踊りがうまくできるわけではなく、技術は根本ではない。」

*神韻は世界舞踊界をリードし、まったく新しい世界を創出する

 「中国古典舞踊はクラシックバレエよりたくさんの優れているところがあり、さらに広い空間と生命力を秘めている。クラシックバレエは動作が硬く、韻律がなく、簡単で変化が少ないことから、新しい創作は難しい。数十年来、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』などの決まった演目しかなく、表現できるものは少ないし、事前にストーリーが分からなければ、バレエを観ても理解できない。」

 「外国人で中国舞踊を知っている人はいないし、中国人自身もこの伝統の国宝を大切にする人が少ない。しかし、神韻芸術団は中国古典舞踊本来の姿を復興させ、世界の舞台で輝かせ、非常に速いスピードで伝達しているので、西洋主流社会も理解し始めている。同業である自分たちの唯一の希望だ。」

 「舞踊は音楽・衣装・舞台セットなどが一体となった総合芸術である。芸術は素晴らしさを伝達し、人心を教育感化するものであって、ただの娯楽ではない。神韻芸術団は、純正の理念と超常的な精神力、優れた技術などあらゆる面においてずば抜けていることから、必ず世界舞踊界の舵取りになり、人類の舞踊にとってまったくの新しい世界を創出すると信じている。」

(記者・辛菲、翻訳編集・余靜)

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