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四川省チベット族住居区、警察交番で爆発

 【大紀元日本3月19日】中国四川省甘孜チベット族自治州で16日、警察交番が爆発される事件が発生した。中国国営メディア新華社通信は異例の速さで報道し、テロリストによる襲撃であるとした。地元公安はチベット独立を求める人が爆弾を投げ込んだという考えを示した。

 実際には、爆弾が地元の警察交番に投げ込まれたが、国営メディア新華社通信の報道は事件の発生地を「巴塘県にある町役場」であるとした。しかし、役場のどこで爆発が起きたのか、爆弾を投げた人物については報道しなかった。

 情報によると、巴塘県は甘孜州の西部に位置し、人口約5万人。チベット族は人口の95%を占めている。地元住民によると、爆発音は聞えなかったという。当地のチベット族は抗議活動などにはほとんど参加しなかったことから、監視がゆるい地域である。警戒を担当しているのは地元の公安で、武装警察の駐在はなかったという。

 爆発事件の真相を究明するため、記者は地元役場に電話したが。「詳しいことは知らない」と言う定番の答えでした。

 チベット亡命政府議員の話によると爆発が地元の警察交番で発生、しかし、チベット人との関連性を特定できない。「警察交番は爆発があったようだが、本当にチベット人が爆弾を投げ込んだか、あるいは中国当局によるチベット人に罪を被せるための仕業なのかわからない」と述べた。

 一方、抗議活動を行うチベット人への逮捕は続けている、チベット人住居区及びお寺に軍隊や警察を駐屯し、検査を名乗って、僧侶の生活と修業を妨げている。その上、僧侶の行動自由も制限された。

 当局によるチベット人住居区への戒厳は少なく5月まで続くという。

 
(翻訳編集・侍傑)


 (09/03/19 21:40)  





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