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毛染め偽装で暴利の業者、中国ペット市場の暗部

 【大紀元日本4月15日】中国ではこのほど、より高値でペットの犬を売るために、人気の色に毛染めして偽装する業者が暗躍していることが判明。大量の毛染め剤を浴びた犬はぐったりしているため、売り出す直前に痛み止め剤を摂取させ、しばらくは元気に飛び跳ねる様子をみせるが、1週間以内に死亡するケースが多発している。

 北京紙「京華時報」の記者がペットショップの店主を装って、毛染めするペット業者へのおとり調査を行い、偽装の一部終始を明らかにした。

 六畳ほどの仕事場で、白のトイプードル(通常販売価格は700元、約1万円)をテディベアに変身させると自慢げに言いながら、中年の女性が作業を始めた。茶色に毛染めすれば、倍の1500元(約2万2000円)で売れるという。

 女性はすでに黒く変色した黄色のゴム手袋を嵌め、歯ブラシに紫色の液剤をつけ、犬の顔にまんべんなく塗りつけた。予め用意していた黒ずんだ容器にはすでに熱い水で毛染め剤を溶かしている。犬をこの中に押さえつけて毛染めを始める。水温が高いためか、犬は必死に声をあげ、激しく抵抗する。しばらく染めてから、犬を取り出してドライヤーで乾かし、ブラシで毛を梳かす、完全に乾いたら、再び上記の毛染め作業を行う。このときに犬はすでに抵抗する力もなくなっている。このような作業は5回繰り返しされる。毛染め完了時は、大量の毛染め剤を浴びたこの犬はすでに瀕死状態になっていた。記者によると、作業室の外まで毛染め剤の激しい刺激臭が漂っていた。

 また、業者の説明によると、このように細工された犬は多く売り出されている。毛染めした犬は元気がないため、多くは1週間以内に死んでしまう。買主から逃れるために、露天商は市場で露天売りするしかない。直前に痛み止め剤を注射すれば、しばらくの間は元気な姿を見せるという。

 報道によると、毛染めのほかに、顔に塩水を注射し、可愛く変身させる業者もいるという。

 (翻訳編集・叶子)


 (09/04/15 03:33)  





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