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武装警察駐在宿舎で放火9チベット人が指名手配=四川省自治州

 【大紀元日本4月22日】中国四川省カンゼ・チベット族自治州巴塘県(バタン県)で今月初め、チベット独立を求めるスローガンが現れたことにより、中国当局が80人近い武装警察を派遣し、現地の崗日龍村に駐在させていたが14日晩、何者かにより武装警察駐在宿舎が放火された。当局は容疑者としてスローガンを書いた4人のチベット人を特定し指名手配。甘南州瑪曲でも5人のチベット人が指名手配されている。

 四川省西部のカンゼ・チベット族自治州巴塘県波戈渓郷崗日龍村に9日、漢字とチベット文字で書かれたチベット独立スローガンが現れたため公安は4人のチベット人に嫌疑をかけ、現地に武装警察を派遣、駐在させた。インドに亡命しているチベット人民議会委員の格桑堅参氏は、「この事件以来、崗日龍村には7、80人の武装警察と公安職員が来て、各戸をすべて捜査した。主な嫌疑対象者は扎巴、多噶、阿楚、さらに白馬旺丘だ。現在、彼らは山に逃げ込んでいる。

 格桑氏によると、今月14日、この村に駐在している武装警察の宿舎から突然火が出たという。誰が放火したかは分からない。「14日晩、あれらの武装警察が寝泊まりしている部屋が現地人により燃やされた。しかし警官達に怪我はなかったようだ。現在、武装警察は同村に住む最低10人を捕まえている。武装警察は県庁所在地へは帰らないだろう」

 RFAは同県公安局当直室に電話をしたが、電話に対応した公安は記者に対し、弁公室に問い合わせに来させた。

 記者:波戈郷の武装警察宿舎が放火されたと聞きましたが、誰が火をつけたのか知っていますか。

 公安:いいえ、そのようなことは起きていません。

 記者:14日に発生しています。

 公安:弁公室に聞いて下さい。5622323番です。

 記者がこの弁公室に電話したところつながらなかった。さらに県委員会と県政府にも電話をかけたが誰も出なかった。

 これは巴塘県で起きた1カ月のうちに起きた2度目の政府施設襲撃事件である。最初の襲撃は、先月16日波戈渓郷派出所に爆弾が投げ込まれたが、当局は未だに誰の仕業か分からないという。

 このように多くの事件が発生したため、村の人々は不安になり、ある者は山に逃げ、ある者は村の外へ出てしまいった。このため一帯にある土地は誰も耕すものがなく、状況は急迫している、と格桑氏は話している。

 
(翻訳編集・坂本)


 (09/04/22 06:51)