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四川省重慶・武隆県は有名な鉄鉱産地

四川省重慶:鉄鉱採掘現場山崩れ、87人生き埋め

 【大紀元日本6月8日】中国メディア6月5日の報道によると、四川省重慶・武隆県の鉄鉱採掘現場で山崩れが発生し、数百万立方メートルの落石が山谷を覆い、鉄鉱採掘現場および6棟の民家が埋もれたという。少なくとも87人が生き埋めされており、6日時点では7人が救出され、死者26人が確認された。死者の内の19人は現場従業員で、7人は付近の携帯電話製造業の従業員である。

 情報筋によると、武隆県は5月25日から連日合計約23・4ミリ降雨量の大雨に見舞われ、5月28日だけでも14・5ミリの雨量であった。6月5日午後3時頃に、武隆鶏尾山では広い範囲による山崩れが発生し、崩れ落ちた面積は約1千立方メートルであった。

 現時点では、救出された7人の内、重傷の3人は治療のために重慶へ移送された。残りは地元で治療を受けている。一方、地滑りの影響で停電が発生し通信が中断されて、400人以上が避難した。

 鶏尾山はこれまでにも何度か危険な状況に陥り、実際に2002年に、鶏尾山は危険な崖と断定されたために、地元政府所在地を移転した。さらに、同年と2004年にもさらに50数戸の住民が引っ越した。さらに、2004年にも山崩れがあり、家屋1棟が倒壊した。しかし、政府はまったく重視をしなかった。当局は同地区の住民に対して1人当たり5000元(約7万円)の補償金を支払った。

 鶏尾山は何故頻繁に危険な状況になったかについて、地元住民からは、ここは豊富な鉄鉱で有名な場所であり、1960年代から殆ど採掘を中止したことはなかった。

 鉄鉱は重慶市にとって天然資源の1つである。武隆県は重慶市東南側にあり、面積は約2901・3平方メードルで、鶏尾山は武隆県の西南部に位置する。鉄鉱、アルミニウム鉱石、石炭、石綿鉱石、大理石などを産出している場所である。

 
(翻訳編集・余靜)


 (09/06/08 23:35)  





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