■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/06/html/d57243.html




頑固な便秘症にお灸の効果

 【大紀元日本6月26日】頑固な便秘症は、若い女性によく見られます。長年の便秘症で、下剤の使用量が徐々に増えても、なかなかすっきり排便できない場合も少なくない。このような便秘症の患者に対して、鍼灸治療で体質改善を図り、長年にわたり使用した下剤から離れた症例もあります。

 よく見られる便秘症の体質に関して、漢方医学では、以下のように分類されている。

1.気滞型…腸管の痙攣により蠕動運動のリズムが乱れて、ガスが溜まって便が出にくい。
2.湿滞型…排便時間が長く、便が粘着性で排出しにくく、出てもすっきりしない。
3.血虚型…便がウナギの糞のようにゴロゴロで硬くて出にくい。
4.陽虚型…腸管の蠕動運動の力が弱く、便意がなく、下剤を飲んでもなかなか排便できない。高齢者、或いは長期に下剤を使用している人にはこの型が多い。

 鍼灸治療では、異なる体質の類型に異なるツボを取る。例えば、気滞型に支溝、湿滞型に大腸兪、血虚型に照海、陽虚型に命門などの取穴法があり、さらに異なる体質の類型に異なる施術法もある。鍼の刺激量や補寫手技、お灸の方法など、便秘の型に応じて選択して使う。

 最近、頑固な便秘症の患者に足の親指爪根部のツボ、隠白と大敦にお灸して非常に良い効果が得られた。方法は、両足の隠白と大敦に米粒ぐらいのもぐさで各5回お灸をする。これは安全で有効な方法だが、一瞬、非常に熱いので、ある程度、我慢できる人でなければ、使いにくい。

(藪益舎)