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JAXAタウンミーティング、大阪で開催

 【大紀元日本7月26日】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、大阪科学技術センタービルにてJAXAタウンミーティングを開催した。

 JAXAのタウンミーティングはこの大阪が36回目。第1部は本間・JAXA理事によって、日本が打ち上げた人工衛星から見た地球の現状と変化、そして衛星の利用についての発表と質疑応答が行われた。本間理事はまず、四川大地震被災地やミャンマーのサイクロン被害など、地球観測衛星「だいち」が撮影した災害発生地域の画像から被害概要を知るための参考資料が作成され、災害が発生した地域の政府機関に送付されていることや、インターネット衛星「きずな」によって去る22日の硫黄島で観測された皆既日食の中継映像、そして「きく8号」による小型端末を用いた災害時の通信経路確保のための技術試験など、衛星がすでに身近なところで活躍していることを紹介した。

 第2部は、小惑星探査機「はやぶさ」によって得られた成果と「はやぶさ」の現状と今後の予定、それからその次のプロジェクトのことについて、「はやぶさ」プロジェクトマネージャである川口・宇宙科学研究本部教授が発表を行い、それを踏まえて質疑応答が行われた。世界で初めて小惑星に着陸し、小惑星観測とサンプル採取を行った後、燃料漏れによって姿勢制御不能となり一旦地球との交信が途絶えてしまった「はやぶさ」を根気強く探し続け、その後限られた通信速度の回線を使って機能点検を行い、太陽光とイオンエンジンとで軌道と姿勢の制御を行いつつ来年6月の地球帰還に向けて準備を行うプロジェクトチームの任務完遂への執念が伝わる発表であった。

 このほかにも、JAXA大阪サテライトオフィスの今井主管は東大阪宇宙開発協同組合の「まいど一号」の成果や、燃料タンク軽量化のための技術を応用したチューハイ缶、そして塗布式断熱材など、宇宙開発で培われた技術を一般産業にフィードバックする産業連携活動を紹介した。

 質疑応答では、災害復興における国際貢献、宇宙開発技術の軍事利用への懸念、民間資金活用の提言、今後の計画についての質問などが提起された。JAXAからは、これからも法律に則って研究開発を行い、学術研究や災害対応、産業連携など、限られた予算を効率的に使って世界中の人々に役立つ成果をできる限り多くあげたいという主旨の回答が出された。

(記者・微好)

 (09/07/26 01:14)  





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