印刷版   

07年4月中旬、エジプトのカイロで撮られた大規模砂嵐(KHALED DESOUKI/AFP/Getty Images)

黄砂13日間で地球一周=九州大チーム発表

 【大紀元日本7月22日】中国タクラマカン砂漠で発生する大規模な砂嵐、この時に上昇した黄砂は、13日間で地球を一周することが九州大応用力学研究所の鵜野伊津志教授ら研究チームにより確認された。同チームは英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に研究結果を21日発表した。

 報道によると、鵜野教授ら研究チームは2007年5月始めに起きた大規模砂嵐に注目、NASAの衛星観測データや日本の研究機関の地上データとを総合的に分析したところ、地上8~10キロまで上昇した約80万トンの黄砂が偏西風に乗り北半球を巡回、同年5月末にタクラマカン砂漠へ戻った後も、約5万トンもの黄砂が大気中に残留していた。

 また黄砂は太平洋に到達すると一部は海に降り注いでおり、5%の鉄分を含んだ砂は自然生態系へ影響を与える可能性があるという。

(佐渡)

 (09/07/22 08:40)  





■関連文章
  • 中国大陸気候失調による各地の状況(09/05/08)
  • 中国の黄砂、日本・韓国・台湾各地に影響(08/03/07)
  • 2008年春季の北京:黄砂日数、昨年より増加の予測(08/01/06)
  • 中国:例年より2ヶ月も早い砂嵐、懸念される黄砂災害(07/02/20)
  • 黄砂に覆われる北京、砂漠化による損失は甚大(06/04/21)