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全世界で認知症患者推定3千万人(GETTY IMAGES)

老人性認知症の新遺伝子発見

 【大紀元日本9月10日】BBCの報道によると、イギリスとフランスの研究チームはアルツハイマー病に関連する3つの遺伝子を発見した。この研究成果は、6日付の科学誌「ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)」で発表された。

 これまで、1933年に唯一発見された一般的なアルツハイマー病と関係のある遺伝子APOE-4について研究がなされてきた。

 しかし、最近の研究によると、イギリスとフランスの研究チームが2万人のDNAについて分析した結果、CR1、CLU、PICALMの3つの遺伝子がアルツハイマー病と関係があるとした。CLUとPICALM遺伝子は脳を保護する機能を持っている。もし遺伝子に変異が起きると、脳内に有害物質が蓄積されて認知症の誘因となると、研究チームは考えている。

 もう一つの新遺伝子PICALMは、神経細胞間でシグナルを伝達するシナプス(神経細胞どうしが接合する部位)の活動に重要な脳内科学物質を制御し、記憶の形成などの脳の機能を補助する役割を果たしている。

 この研究成果は、科学者達に再度認知症に対する病因理論を見直すよう促し、医学界に新たな診断と治療手段を与えることができた。

 イギリスの「アルツハイマー研究基金会」はこの新しい発見を「大きく一歩前進した」としている。

 推定によると、世界で3千万人もの認知症患者がいる。また、その数は今後さらに増加すると見られている。 

(翻訳:鈴木真弓)


 (09/09/11 05:00)  





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