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9月16日、黒竜江大学。門を隔てて、マスクをしておしゃべりする女子学生。(ネット写真)

新型インフル蔓延で16校閉鎖=中国黒竜江

 【大紀元日本9月29日】中国大陸30以上の省都市で、集団性H1N1インフルエンザが発生して以来、各地で急速に蔓延しつつある状態が続いている。東北部の黒竜江省では、黒竜江大学を含め、16の小中高及び大学ではH1N1が急激に発生したため、先週から相次いで授業停止と学校閉鎖に追い込まれた。10月中旬から再び開校の予定であが、当局は、秋と冬の季節が近づくにつれ、感染が大規模に蔓延する可能性があると発表した。

 一方、ワクチンの接種は、10月1日の政権樹立60周年式典を行う北京市圏内に優先させているため、ワクチンが不足し、地方都市での接種はまだされていない状況である。

 新華社の報道によると、24日までの統計では、黒竜江省の新型感染者数は464人に上り、感染は黒竜江省の各地に蔓延した。ハルビン市衛生局責任者は、当市の感染者の中、98%は学生であると発表した。

 同省では、感染が最も深刻なのは黒竜江大学と公表した。9月13日、同大学で集団性H1N1インフルエンザの症例が確認され、16日から授業が全面中止となった。同大学の教授によると、市の伝染予防センターの職員が学校に駐在し、校内に隔離する部屋を特別に設けたと話した。またインフルエンザと診断された学生数人はすでに治療のため校外へ出され、その学生達と接触、または似たような症状が確認された学生は隔離され管理されている。

 黒竜江大学を含め、16の大学や小中高などはすでに閉鎖された。病気の蔓延を防ぐため、10月の連休のみだった予定は、9月30日から12日までに延長され、大型の13連休となった。

 黒竜江省のほか、山東省、吉林省、内モンゴル自治区、遼寧省などでも学校での集団感染報告が相次いで報告され、中国各省でのインフル感染例は増加の一途をたどっている。

(記者・方暁、翻訳編集・坂本)

 (09/09/29 12:07)  





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