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対峙する漢民族住民と武装警察(AFP)

【続報】漢民族抗議デモで5人死亡、4日もデモ再発=新疆ウルムチ

 【大紀元日本9月5日】新疆からの最新情報によると、二日連続の抗議事件に続き、ウルムチ市で4日、漢民族らによる抗議デモが再び発生し、当局の治安悪化の責任を問い、自治区トップの王楽泉共産党書記の辞任を求めた。警察は市政府に押し寄せる1000人以上の漢民族住民を、催涙ガスで鎮圧したという。当局の発表によると、3日の抗議で5人が死亡、14人が負傷した。死亡者は、公安警察と一般市民ともいるという。

 4日朝、漢民族住民が、ウルムチ市政府に押し寄せ、武装警察ともみあいになった。武装警察は、政府施設に突入しようとする住民に催涙ガス弾を発射し、鎮圧にあたった。また、ウイグル族の居住地に押し寄せようとする漢民族住民もいた。

 3日夜からウルムチ市では厳戒態勢が敷かれ、すべての大通りには武装警察が駐在している。また、全市の学校や工場が休業し、デモへの参加を禁じる政府からの通告が、ラジオで繰り返し流れた。ウルムチ市内の携帯通信は遮断され、インターネットもつながらない状況だ。

 ウルムチでは最近、注射針を使った通り魔事件が相次いで発生しており、漢民族の間では、ウイグル族が無差別に漢民族を狙ったとのうわさが広がっていた。自治区政府は、すでに21人の容疑者を逮捕したと発表しているが、現地での政情不安は消えなかったようだ。



(翻訳編集・小沢)

 (09/09/05 01:59)  





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