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前陜西テレビ局編集者の馬暁明さん(大紀元)

メディア・サミット開催で、北京は世界のメディアを操作=独立派中国人ジャーナリスト

 【大紀元日本10月15日】中国国営通信・新華社を含む世界9大メディアが提案した世界メディア・サミットが、8日から10日まで北京で開催された。胡錦涛国家主席は会場で、在中外国メディアに報道の便宜をはかったことを強調した。これに対して、大陸メディア関係者は、メディア・サミットの開催は中国当局が世界のメディアを操作する手段に過ぎないと非難した。

 海外中国語ラジオ放送局『希望の声』の報道によると、北京での世界メディア・サミット開催は報道の自由を冒涜するもの、と前陜西テレビ局編集者・馬暁明氏が批判した。「メディア各社は開催前に中国当局に対して、報道の自由の許容範囲を問いただすべき」と同氏は指摘する。

 西安市在住の馬暁明氏は、天安門事件で学生たちを応援したことが原因で公職を解雇された。先月、NHKの取材要望に応じたことで、西安市から連行され、一カ月近く拘束されたという。

 「9月初旬に駐香港NHK記者から、私を取材したいという電話が入った後、当局は私を西安から強制的に連れ出した。当局はすでに、私が報道関係者と交流する権利、さらに記者が私を取材する権利を侵害した。しかも29日間も私を拘束した。胡錦涛が宣伝した報道関係者への誠実度とはこういうことだ」と事実を明らかにした。

 また、報道規制に関しては、自国民に対するものだけでなく、「これまで制御できなかった多くの外国メディアを買収し、メディア・サミット開催などを通して、海外のメディアをコントロールしようとしている」と指摘。

 一方、国際婦人メディア基金会から「報道勇気賞」をこれまで2度授与された中国前経済学週報副総編集長・高瑜氏は、国際メディアが中国当局にメディア市場の開放を期待することは妄想であると批判した。

 「(中国共産党政権樹立60周年の)10月1日の前には、インターネットへのアクセスさえできなかったのに、北京はなぜわざわざ世界メディア・サミットを開催したのだろうか。サミットに参加した海外メディアは、自らのメディアとしての責任を認識しているのだろうか。ジャーナリストとしての良識を最優先すべきだ」

 前成都日報編集者で作家の鉄流氏も、「中国には言論の自由はあり得ない。武力行使のみだ」と断言している。鉄流氏は、1957年に当局に右派とみなされた。鉄流氏が最近友人と創刊した、当時右派とされた友人らに関する回想録が、10月1日前に販売が禁止された。

(翻訳編集・余靜)


 (09/10/15 08:07)  





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