【大紀元日本11月4日】
日本各地に分布するアケビ科の蔓性落葉樹。4月頃、新葉とともに薄紫色の花をつけます。雌花は大きく、雄花は小さいのですが多数群がって咲きます。花後、青い実をつけ、長楕円形の果実は秋になると紫色がかり縦に裂けます。5枚の葉が掌状につきますが、3枚の葉がついたものは同種のミツバアケビです。
蔓(つる)を輪切りにして天日乾燥したものは木通(もくつう)という生薬です。染料としても深みのある色に染まります。また、蔓はしなやかで、アケビ細工に利用されます。
【薬用効果】木通は心、肺、小腸、膀胱に働き、腎臓炎、膀胱炎などのむくみに利尿剤として、また通経剤としても有効です。一日量は乾燥物3~9gを煎服します。民間では、腫れ物に塗布または洗浄します。
【食用】秋に熟した果実の種子を包む半透明の果肉は甘く、生食します。早春には、新芽を摘み、茹でてから水にさらしアク抜きして調理します。おひたし、あえもの、煮浸し、油いためにします。
【染色用】秋に茎葉を採集して、小さく刻んで煮出して染液とします。アルミまたは錫媒染で黄色、鉄媒染で鶯色に染まります。
(09/11/04 05:00)
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