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お母さんが働くことは、後の子供の成長に影響しない(Getty images)
 

働くお母さん、子供の成長に影響なし=英研究

 【大紀元日本10月22日】

 小さい子供を抱えるお母さんの職場復帰は、子供の成長に悪影響を与えるのではないかという懸念が根強い中、働くお母さん達への朗報が、このほど発表された。イギリスの最新研究では、たとえ子供が0歳の時からでも、お母さんが働くことは、後の子供の成長に影響しないと結論づけた。

 この研究発表はロンドン大学のインスティテュート・オブ・エデュケーション(Institute of Education,IOE)の研究チームによるもの。

 この研究は、90年代にアメリカとイギリスで生まれた1万7千人が対象。この膨大な資料の調査と研究により、お母さんが働くこと、特にパートタイムで働くことは、子供の成長に影響を与えないことを示し、今までの人々の懸念を払拭する形となった。さらに、研究では、お母さんが働くことよりも、むしろ、家庭環境が安定しているかどうかが子供の成長に大きな影響を与えることも示唆した。

 研究チームのヘザー・ジョシュ教授(Heather Joshi)の話によると、「70年代、80年代生まれの人を対象とした過去の研究では、お母さんが働くことは、子供にわずかな悪影響を及ぼすことが認められていた。しかし、90年代以降は、仕事場でのフレックスタイム勤務体制の普及や、お父さんの育児参加などのおかげで、今、そのハンディキャップはもう認められない」とジョシュ教授が説明した。

 イギリスの育児サイト「Netmums」の主宰者のSiobhan Freegard氏は、「研究結果は多くの対象者を基に調査したもので、その結論には説得力がある、イギリス中の働くお母さんが、この研究結果に大いに励まされ、力づけられる事だろう」と高く評価した。

(翻訳編集・心明)


 (09/10/22 05:00)