■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/10/html/d41146.html



林さんとお友達と作品「LIFE-1」(写真・山崎)

縁(円)を大切にする「心」のアーティスト、林世宝さん(4)

 【大紀元日本10月21日】土曜日の昼下がり、NYクイーンズ区のフラッシングにある「クイーンズ・クロッシング画廊」にて、林さんを含めて4名のアーティストによるグループ展が開かれました。林さんは、今回そこに、「生命(LIFE)4シリーズ」を出展しました。

 
作品「LIFE-2」(写真・山崎)

林さんと作品「LIFE-3」(写真・山崎)

林さんと作品「LIFE-4」(写真・山崎)

林さんの説明では、作品の白黒のコントラストは、陰陽を表し、その絵の中に男女が表されていたり(LIFE-2)、母親のお腹にいる胎児が表されていたりします(LIFE-1)。ゴールドは、人生の黄金時代を意味しています。林さんの場合は、生まれてから死ぬまで一生黄金色だそうで、輝いていないと良い作品は作れないからだそうです。

 
幸運を呼ぶ「牛8頭」の作品(写真・山崎)

林さんの作品の多くは、仏教の影響が強く現れています。それもそのはず、日本に滞在した7年間の内の5年間は、愛知県小牧市の禅寺に住んでいたのです。学生でお金がなく、住むところを無料で提供してくれた所が、観音寺でした。絵を描きながら毎朝のお勤めのお経を読み、般若心経を唱えていたそうです。

 そのころは、起きていても寝ていても、現実と夢との区別がつかなくなり、違う世界に居るみたいで、造る作品もおのずと非現実的な絵が多くなったそうです。

 
不要ジーンズで作られた作品に囲まれる林さん(2008年の作品展にて)(写真・林さん提供)

これは、不要なジーンズの人の一生を表現した作品。たとえば、林さんの左側にいるジーンズの人は料理人で、その人の一生には、包丁とシャモジがあり、ポケットにはパスポートも入っている。アメリカに移民してきて、料理人となって生活を支え生きた、その人の一生が、人目でわかります。

 「林さんにとって、芸術とはいったい何ですか?」という質問に、「時間を使ってある一つの事を証明する、あるいは夢を実現させること、アーティストは夢を追いかける人間です」と言いながら、ゆっくりと「もしあなたにチャンスがあれば、自分の夢を実現させてほしい。そして、自分の夢に満足できたら、他の人の夢の実現に手を貸してあげてほしい」と笑って答えてくれました。

 林さんの作品および集夢計画に興味がある方は、こちらをご覧ください。

グループ展に出展した濱中武さんとその作品(Babel)。現在、日本とバンクーバーで活躍中(写真・山崎)

グループ展に出展された他のアーティストの彫刻作品「印字」(写真・山崎)

(山崎=NY)