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恐竜にのって戦う兵士の絵(写真提供:Dr. Don Patton)

ペルーの石:恐竜と共存する古代人の謎

 【大紀元日本11月13日】

 巨大な地上絵で有名な南米ペルー・ナスカ。この地のイカ(ICA)という小さな村に、一万個におよぶ不思議な石を所蔵する博物館がある。カブレラストーンと呼ばれるこの石には、古代の動物、宇宙、古代の大陸、古代に起きた大災害の様子などが描かれ、一万年以上前に彫られたという学説がある。

 カブレラストーン博物館の館長エウヘニア・カブレラさんによると、所蔵する石は父親のジャビアー・カブレラ氏のコレクションで、氏は30年を費やして絵の解読にあたったという。外科医だったカブレラ氏が地元の住民から石をプレゼントされたのがコレクションの始まりだったが、古くにはスペイン入植者らが古代の墓からストーンを発見したことがスペイン年代史に記録されている。

 科学者らの調査によると、石には何層もの自然にできた錆で覆われており、少なくとも何千年、あるいは何百万年も前の作品だという学説もある。1966年、工科大学の考古学者フェルナンド・ラス・カサス博士は、石に刻まれた絵の溝を分析した結果、カブレラストーンは1万2千年前に彫られたものだと発表した。

 
カブレラストーン(写真提供:Don Patton)

珍蔵されているコレクションのうち、興味深いのは恐竜の絵が描かれているストーン。ティラノサウルス、トリケラトプスなどの絵や、ステゴザウルスが人の足をくわえている絵、人が恐竜の背にまたがり飼いならしている場面などが生き生きと描かれている。

 一方、高度なテクノロジーが発達していたことを窺わせるストーンもある。例えば、輸血や移植手術、帝王切開を行う場面が描かれ、中にはDNAや生命の延長に関する絵も存在する。

 カブレラ氏の研究で議論を呼んだのは「グリプトリシク人」(Gliptolithic)の存在。石に描かれている古代人に対してカブレラ氏がつけた名称で、彼らが望遠鏡を手にし、宇宙を見つめている絵が描かれている。カブレラ氏によると、グリプトリシク人たちはエイリアン(宇宙外生命)の存在を知っており、スペース・トラベル(宇宙間旅行)を可能にするテクノロジーを有していたという。発見されたストーンの中には、詳しい天体の様子や、宇宙から見た地球の様子が描かれた絵が見つかっている。

 石に描かれているように、恐竜と共存し、高度なテクノロジーを有する人間が存在していたのか?それとも、一部の科学者が主張するように、石は古代のものではなく、よくできた偽物なのか?世界中の科学者が答えを求めているが、未だに謎は解明されていない。

(翻訳編集・鈴木えり)


 (09/11/13 05:00)  





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