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(Lucas Dawson/Getty Images)

足指が長く、足が短い人が速く走れる?

 【大紀元日本11月8日】

 足指が長く、足の長さが短い人は比較的速く走れるとの新たな結果が科学者の研究により明らかになった。

 英テレグラフ紙によると、人体運動学の専門家・ステファン・ピアッツァ(Stephen Piazza)博士は、「信じにくいが、コンピュータの模型で見ると、『より長い足指は掴む力が強く、より短い足は瞬発力も強くて、速く走れる』との結果が出された。長い足指は足からの力を地面に伝え、走る時のスピードをさらにアップさせた。」と示した。

 ピアッツァ博士とペンシルバニア州立大学の研究者などで構成された研究チームは、かつてある米サッカープレーヤーからの要望を受け、移動する時のスピードアップのための足に関する様々な研究をし始めた。

 そこで彼らはペンシルバニア州立大学からの10人の短距離競走の選手と、彼らと身長、体重の似ている他の10名の普通の受測定者を集め、足の異なっている部位の長さを測り、人が速く走るための可能性のある要素を探し出そうとした。

 そこで研究チームは、短距離競走選手の足指は普通の受測定者より長く、8・2センチもあって、7・3センチだった普通の受測定者の足指より平均的に1センチの差が現れることに気が付いた。なお、短距離競走選手の足のひざからくるぶしまでの部分は41センチで、むしろ44センチだった普通の受測定者より2・5センチ短かった。それについて同博士は「わずかの差ではあるが、大きい影響を与えているのだ」と言った。その研究結果は「Journal of Experimental Biology」にも発表された。

 同博士はまた「短距離競走選手が加速する時、大きい瞬発力を生じると共に長い足指によって足底と地面の接触時間が長く確保され、普通の人より速く走れる。走る時のスピードアップに影響する要素にはそれ以外にもいろいろある」と説明した。

 ピアッツァ博士の研究チームによると、くるぶしからアキレス腱(Achilles tendon)までの距離も走るスピードに影響を及ぼす要素の一つだと言われている。短距離競走選手は普通の人より25%短いそうだ。

(翻訳編集・柳小明)


 (09/11/08 05:00)