印刷版   

中国での5年間の監禁の後、各地での放浪やタイ滞在を余儀なくされ、10年ぶりに米国に帰国できた法輪功学習者の呂建華さん(中)とその妹(左)、右は呂さんの救出に尽力したサンノゼ市市長チャック・リード氏(Gary Wang/大紀元)

5年間監禁された中国人女性、米国に帰国 「収容所は地獄同然」

 【大紀元日本11月19日】米カリフォルニア州サンノゼ市在住の華人・呂建華(ルー・チェンホワ)さんが11日、10年ぶりに米国に帰ってきた。呂さんは、中国で不当に弾圧されている法輪功の学習者。弾圧に反対するため、99年12月に中国入りした時に拘束された。多くの人権団体からの報告にあるように、呂さんは労働収容所内で過酷な日々を過ごしてきたという。

 呂建華さんは10年前、法輪功の無実を訴えるために中国へ帰国した。間もなく呂さんは警察に拘束され、遼寧省にある悪名高い「馬三家強制労働収容所」や、「大北監獄」に計5年間収容された。呂さんによると、そこの状況はまさに「地獄同然」。暴力を受けるのは日常茶飯事で、苦しい態勢のまま長期間紐で縛る、首と足を短い鉄の鎖で結びつけ数日間ずっとしゃがませる、などの虐待を受けた。また、昼間は長時間の労働を強いられ、夜間は睡眠をはく奪されたという。

 釈放後も放浪生活を続け、3年間タイに滞在した後、ようやく米国への帰途についた。9年前から救出活動を続けてきたサンノゼ市市長のチャック・リード氏(Chuck Reed)は、自ら空港で呂さんを迎えた。市長は、「この日は、奇しくも米国の復員軍人の日だ(Veterans Day)」と語り、彼女を迎えられて嬉しいとコメントした。

 10年ぶりに米国の地を踏んだ呂さんは、「感無量だ。以前は、(米国に脱出できることなど)想像もできなかった。あのような地獄同然の環境で、自分が生きて出られるかどうかも分からなかった」と話した。10年間会えなかった妹のステファニーさんと友人たちが彼女を囲んだ。

 また、呂さんは「中共政権を解体して、国内の法輪功学習者を解放させるべきだ。なぜなら、そこはまさに人間地獄だからだ」と語った。

(翻訳編集・叶子)


 (09/11/19 05:00)  





■関連文章
  • スペイン法廷、江沢民らに「ジェノサイド」を認定(09/11/18)
  • カナダ国会、「法輪功の友」を設立(09/11/05)
  • Tシャツの印字で一党独裁批判 弁護士が一時拘束=中国(09/10/24)
  • 北京の拘留施設の実態:政府報道と拘束者が語る二つのバージョン(09/10/18)
  • 華人による暴行事件を再審 「中共の浸透に警戒せよ」=在米法輪功学習者(09/10/16)
  • 9年間の離別、「国慶節」での死別-ある中国人夫婦の実話-(09/10/12)
  • 第23回「真善忍」国際美術展、東京・西大島で開幕(09/10/09)
  • 米国下院と欧州議会で、中国の民主・人権問題を問う(09/10/03)
  • 10月1日「国殤日」、中国大使館前で静かな抗議(09/10/02)
  • 法輪功創始者、「傑出したスピリチュアル・リーダー賞」を受賞(09/09/29)
  • 中共の法輪功迫害にNO! 横浜でパレード(09/09/29)
  • 国連総会へ訴え:「中共の犯罪に沈黙してはいけない」=米法輪功(09/09/26)
  • 臓器狩りで初の医師の逮捕、当局は報道禁止=中国(09/09/23)
  • 鳩山新政権に、家族の救出支援を請願=在日華人(09/09/19)
  • 関西在住法輪功学習者、韓国政府の難民申請者強制送還に抗議(09/09/01)