THE EPOCH TIMES

英国バイリンガル子育て奮闘記(12)

2009年11月23日 05時00分
 【大紀元日本11月23日】

 就学前(1989~1992年)  再び英国へ

 5週間の里帰りを終え、英国に戻る。子育て環境としては、英国の方が慣れているので、「やれやれ、家に戻ったよ」とホッとするのも束の間。娘の様子がおかしい。私にべったりくっついて離れなくなってしまった。今から思うと、2歳半の5週間は、25歳にとっては50週間の割合になるわけだから、大人が一年近く日本に滞在していたのと同じだけのインパクトがあったわけだ。

 さらに、毎週通っていた地元のメソジスト教会主催のマザーズ&トドラーズに連れて行ったら、馴染みの顔がない。3歳からプレイスクールとか幼稚園とかが始まるので、これまで会話していたお母さんたちは、皆そちらの方に移ったようだ。10月から11月にかけての5週間の日本行き、つまり学期の真ん中に離れただけで、どうしてこんなに浦島花子になってしまうの?このへんから、教育庁のお達しで「4月1日より就学」という日本人感覚が皆無の環境を痛感し始める。

 日本では、保育園、幼稚園、2年保育、3年保育と明確だ。しかし、 英国では「よくわからない」。現在、英国で子育て中の他の日本人のお母さんに聞いても、やはり私と同じ混沌とした世界にいるようだった。 プレイスクールとかナーセリーとかキンダーガーデンとかがあるようで、私の地元では公園の中にプレイスクールの施設があって、2歳半から3歳くらいで移行するようだ。また、 ナーセリーが付属している小学校もあり、私は娘を3歳まで待たせて、ナーセリーに入れることにした。

 当時、「一生懸命日本語で育てても、幼稚園に入れたら全部消えるわよ」と、当時ロンドンに滞在していた先輩に忠告された。それは困る、と思い悩んでいる矢先に、夫が 「毎日連れて行く必要はないよ」と 一言 。これまた、斬新な発想。幼稚園って、好きな時に行けばいいわけ?早速ナーセリーに連絡をとり、週に2回から始めてもいいかと尋ねたら、「もちろん、構いませんよ」と快い返事をいただいた。

 (続く)

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